Edge のペアが高可用性トポロジで設定されている場合、アクティブ SD-WAN Edge は HA リンクを介して BGP ルートを交換します。拡張 HA が使用されている場合、アクティブ Edge の BGP は、スタンバイ Edge の WAN リンクにのみ接続されたピアとのネイバーシップを確立します。
リリース 5.1.0 以降では、BGP が設定された高可用性に展開されたサイトは、アクティブ Edge とスタンバイ Edge 間のローカル ルートを自動的に同期し、これらのルートを使用してアクティブ Edge で転送します。また、HA フェイルオーバー後にルート テーブルがすぐに使用可能になります。これにより、アクティブに昇格したときにスタンバイ Edge でルートがすでに使用可能であるため、フェイルオーバー時間が短縮されます。
注: BGP が標準および拡張 HA トポロジで使用されている HA フェイルオーバーを完全に最適化するには、
[BGP グレースフル リスタート]機能も有効にすることを強くお勧めします。この機能に関する情報は、
BGP グレースフル リスタートによる高可用性グレースフル スイッチオーバードキュメントに記載されています。