アプリケーション マップは、定義を備えたさまざまなアプリケーションで構成される JSON ファイルで、ビジネス ポリシーの作成時に使用できます。

オペレータ ポータルで、システム プロパティ (System Properties) ページに移動します。このページには、使用可能な事前定義済みのシステム プロパティが一覧表示されます。オペレータとして変更できるシステム プロパティについては、その一部が記載されている「システム プロパティのリスト」を参照してください。

オペレータ ポータルで、[Edge イメージ管理 (Edge Image Management)] > [アプリケーション マップ (Application Maps)] をクリックし、次のいずれかのアクティビティを実行します。

  • アプリケーション マップのアップロード
  • アプリケーション マップのクローン作成
  • アプリケーション マップの変更
  • アプリケーション マップの更新
  • アプリケーション マップのプッシュ
  • アプリケーション マップの削除

アプリケーション マップのアップロード

VMware SD-WAN は、使用可能なアプリケーションを含む初期アプリケーション マップを提供します。また、ビジネス ポリシーで使用されるアプリケーションを含む JSON ファイルをアップロードすることもできます。

  • マップ ファイルをアップロードするには、[アプリケーション マップのアップロード (Upload Application Map)] をクリックします。
  • [アプリケーション マップのアップロード (Upload Application Map)] 画面で、アプリケーション マップ ファイルを選択します。

    内容を検証した後、ファイルがアップロードされます。

  • アプリケーション マップ ファイルは JSON 形式であり、要件に従ってアプリケーションをカスタマイズできます。次の例は、アプリケーション bittorrent 用にカスタマイズされた JSON ファイルを示しています。

    { 
                "id": 15,
                "name": "APP_BITTORRENT",
                "displayName": "bittorrent",
                "class": 14,
                "description": "BitTorrent is a peer-to-peer protocol. [Note: bittorrent is also known as kadmelia.]",
                "knownIpPortMapping": {},
                "protocolPortMapping": {},
                "doNotSlowLearn": 1,
                "mustNotUseGateway": 1
            }
    

アプリケーション マップのクローン作成

既存のアプリケーション マップのクローンを作成することで、新しいアプリケーション マップを作成できます。

  • [アクション (Action)] チェック ボックスを選択し、[複製 (Clone)] タブを有効にします。
  • [アプリケーション マップのクローン作成 (Clone Application Map)] ウィンドウで、アプリケーションの新しい名前と説明を入力します。
  • [クローン作成 (Clone)] をクリックします。

アプリケーション マップの更新

アプリケーション マップにリストされている、サードパーティ製 SaaS プロバイダによって管理されるアプリケーション定義を更新できます。

  • [アプリケーション マップの更新 (Refresh Application Maps)] ページをクリックすると、選択したアプリケーション マップ、および選択したアプリケーション マップと関連付けられているプロファイルの数が表示されます。
  • [アプリケーション マップの更新 (Refresh Application Maps)] をクリックして、選択したアプリケーション マップを更新します。
注: [更新 (Refresh)] オプションを使用して、アプリケーション マップ内のアプリケーション定義のみを更新できます。関連付けられたアプリケーションを最新の定義で更新する場合は、 アプリケーション マップのプッシュオプションを使用します。

アプリケーション マップのプッシュ

アプリケーション マップで使用可能なアプリケーション定義の最新の更新を、関連付けられた SD-WAN Edge にプッシュすることができます。

  • アプリケーション マップを選択してから、[プッシュ (Push)] をクリックします。
  • [Edge にプッシュ (Push to Edges)] をクリックして、選択したアプリケーション マップで使用可能な最新のアプリケーション定義を更新します。
    注: このオプションは、使用可能な更新がある場合にのみ、アプリケーション定義をプッシュします。

アプリケーション マップの編集

既存のアプリケーション マップで使用可能なアプリケーションの詳細を追加または更新できます。

  • アプリケーション マップの [アクション (Action)] チェック ボックスをオンにして、関連付けられているアプリケーションを編集します。
  • [その他 (More)] をクリックして、[編集 (Edit)] を選択します。
  • アプリケーション定義を選択し、選択した定義に関する詳細情報を表示します。また、アプリケーション名や説明を検索したり、ID または表示名によって定義を並べ替えたり、新しいアプリケーション定義を作成したり、既存の定義を削除したりすることもできます。
  • [追加 (Add)] をクリックして、新しいアプリケーションを ID ともに追加します。
  • [削除 (Delete)] をクリックして、既存のアプリケーションを削除します。
  • 名前、表示名、説明、カテゴリ、TCP ポート、UDP ポート、IP アドレス/サブネットなどの詳細を更新し、保存する場合は [変更の保存 (Save Changes)] をクリックし、削除する場合は [変更を破棄 (Discard Changes)] をクリックします。

アプリケーション マップの削除

選択したアプリケーション マップは削除できますが、オペレータ プロファイルに割り当てられているマップは削除できません。

  • アプリケーション マップを選択してから、[その他 (More)] をクリックし、[削除 (Delete)] を選択します。
  • [アプリケーション マップの削除 (Delete Application Map)] ダイアログ ボックスの警告を読んでから、[選択したアプリケーション マップの数 (Number of Application maps selected) ] を入力します。