エンタープライズ管理者は、Edge レベルで、[上書き (Override)] チェックボックスをオンにして、[プロファイル (Profile)] で指定されている NTP (Network Time Protocol) 設定を上書きすることができます。デフォルトで、Edge レベルでは NTP サーバが無効になっています。
Edge レベルで NTP 設定を上書きするには、次の手順を実行します。
前提条件
NTP には、次の前提条件があります。
- クライアントの NTP サーバとして機能するように SD-WAN Edge を設定するには、最初に の [プライベート NTP サーバ (Private NTP Servers)] を定義して、Edge の独自の NTP タイム ソースを設定する必要があります。
SD-WAN Edge NTP サーバの設定には、次の制限があります。
- NTP クライアントは、NTP サーバとしての SD-WAN Edge の LAN/ループバック IP アドレスに同期できますが、WAN IP アドレスに同期することはできません。
- 別のセグメントから LAN インターフェイスへの NTP 同期はサポートされていません。
手順
次のタスク
すべての Edge のログ ファイルのタイムスタンプが同期されれば、デバッグとトラブルシューティングがはるかに容易になります。Edge で NTP Dump リモート診断テストを実行して、NTP 診断ログを収集できます。Edge でのリモート診断テストの実行方法については、https://docs.vmware.com/jp/VMware-SD-WAN/index.html で公開されている『VMware SD-WAN トラブルシューティング ガイド』を参照してください。