混合モード HA 展開モデルは、標準 HA 展開と拡張 HA 展開を組み合わせたものです。
この展開モデルでは、共有インターフェイスと個々のインターフェイスの両方を使用できます。
プライベート ネットワークが Orchestrator またはコントローラと通信できないシナリオについて考えてみましょう。
このトポロジでは、アクティブ Edge とスタンバイ Edge は、GE1 インターフェイスを介してハートビート メッセージを交換し、設定の更新などの情報を同期します。両方の SD-WAN Edge には、標準 HA 展開モデルと同様に、GE2、GE3、および GE5 インターフェイスを介してミラーリングされた LAN 接続と WAN 接続があります。ただし、アクティブ Edge は GE4 WAN リンクを使用してプライベート ネットワークに接続されます。これは、拡張 HA 展開モデルに似ています。アクティブ Edge のすべてのポートは、トラフィックを送受信するために開いたままになります。スタンバイ Edge では、GE1 以外のすべてのポートがブロックされます。
MPLS ネットワークが Orchestrator またはコントローラと通信できない場合でも、サイトは Orchestrator または Gateway に接続してパブリック オーバーレイを構築できます。
次に、プライベート ネットワークとパブリック ネットワークの両方が Orchestrator またはコントローラと通信できないシナリオについて考えてみましょう。
このトポロジでは、ISP1 は GE6 WAN リンクを使用してスタンバイ Edge にのみ接続され、ISP2 は GE5 WAN リンクを使用してアクティブ Edge とスタンバイ Edge の両方に接続されます。アクティブ Edge のすべてのポートは、トラフィックを送受信するために開いたままになります。スタンバイ Edge では、GE1 と GE6 以外のすべてのポートがブロックされます。アクティブ Edge は、GE6 WAN リンクを利用して、GE1 を介してパブリック ネットワーク ISP1 にトラフィックを送信します。