このセクションでは、プロファイル レベルで可視化モードを設定する方法について説明します。
可視化モードについて
MAC アドレスによる追跡(グローバルで一意な識別子を指定する)は理想的な方法ですが、クライアントと Edge 間に L3 スイッチがある場合、デバイスの MAC アドレスではなくスイッチの MAC アドレスが Edge に認識されるので、可視性に欠けます。そのため、2 つの追跡モード(MAC アドレスと現在の IP アドレス)があります。MAC アドレスによる追跡ができない場合は、代わりに IP アドレスが使用されます。
- エンタープライズ ポータルの [SD-WAN] サービスで、[可視化モード (Visibility Mode)] を選択するには、 の順にクリックします。[プロファイル (Profiles)] ページに既存のプロファイルが表示されます。[設定 (Configure)] > [プロファイル (Profiles)] に移動します。
- プロファイルへのリンクをクリックするか、プロファイルの [デバイス (Device)] 列にある [表示 (View)] リンクをクリックします。設定オプションは、[デバイス (Device)] タブに表示されます。
- [テレメトリ (Telemetry)] で、[可視化モード (Visibility Mode)] 領域に移動して次のいずれかを選択します。
- [MAC アドレスによるクライアント端末の可視化 (Visibility by MAC address)]
- [IP アドレスによるクライアント端末の可視化 (Visibility by IP address)]
- [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
可視化モードの使用に関する考慮事項
可視化モードを選択するときは、次の点に注意してください。
- [MAC アドレスによるクライアント端末の可視化 (Visibility by MAC address)] を選択する場合:
- クライアントは L2 スイッチの背後にある
- クライアントの MAC アドレス、IP アドレス、およびホスト名(該当する場合)が表示される
- 統計情報は MAC アドレスに基づいて収集される
- [IP アドレスによるクライアント端末の可視化 (Visibility by IP address)] を選択する場合:
- クライアントは L3 スイッチの背後にある
- スイッチの MAC アドレス、クライアントの IP アドレスとホスト名(該当する場合)が表示される
- 統計情報は IP アドレスに基づいて収集される
注: 可視化モードへの変更ではダウンタイムが発生しません。