高可用性ソリューションによって、障害が発生した場合でもトラフィック フローが継続されます。SD-WAN Edge は、エンドユーザーの支社に展開される VMware データ プレーン コンポーネントです。高可用性 (HA) モードで設定された SD-WAN Edge は、互いのミラー イメージであり、1 つの SD-WAN Edge として SASE Orchestrator に表示されます。
高可用性設定では、SD-WAN Edge はブランチ サイトにアクティブ ロールとスタンバイ ロールのペアで展開されます。設定は、これらの両方の Edge でミラーリングされます。アクティブ Edge とスタンバイ Edge は、有線 WAN 接続を介して確立されたフェイルオーバー リンクを使用してハートビートを交換します。定義した期間、スタンバイ Edge がアクティブ Edge との接続を失うと、スタンバイ Edge はアクティブ Edge の ID を引き受けて、トラフィックの負荷を引き継ぎます。フェイルオーバーによるトラフィック フローへの影響は最小限です。
SASE Orchestrator は、アクティブ Edge とのみ通信します。Orchestrator を使用してアクティブ Edge に加えられた変更は、フェイルオーバー リンクを使用してスタンバイ Edge と同期されます。