このセクションでは、スタンバイ Orchestrator を昇格させる方法について説明します。

スタンバイ Orchestrator を昇格させる方法

  1. [ロック解除 (unlock)] リンクをクリックします。
  2. [スタンバイ Orchestrator (Standby Orchestrator)] 画面の [使用可能なアクション (Available Actions)] 領域で、[スタンバイを昇格 (Promote Standby)] ボタンをクリックします。

    disaster-recovery-available-actions-promote-standby

    次のダイアログ ボックスが表示され、スタンバイ Orchestrator を昇格させると、管理者が以前のアクティブ Orchestrator を使用して SASE Orchestrator を管理することができなくなる、ということが示されます。

    disaster-recovery-promote-standby-dialog
  3. [OK] ボタンをクリックして、スタンバイ Orchestrator を昇格させます。

    スタンバイ Orchestrator の昇格要求を確認する、別のメッセージ ダイアログ ボックスが表示されます。このメッセージは、スタンバイ Orchestrator によってアクティブ Orchestrator の健全性が良好であることが認識されている場合にのみ表示されます。つまり、スタンバイはアクティブと通信していて、データを複製していることになります。

  4. [OK] をクリックして、Orchestrator を昇格させます。

    disaster-recovery-force-standby-to-active-dialog

    最後のダイアログ ボックスが表示され、Orchestrator がスタンバイ状態でなくなり、スタンドアローン モードで再起動することが示されます。

    disaster-recovery-orchestrator-removed-as-standby-dialog

    スタンバイ Orchestrator を昇格させると、スタンドアローン モードで再起動します。

    スタンバイが以前のアクティブ Orchestrator と通信できる場合、その Orchestrator にゾンビ状態に移るように指示します。ゾンビ状態では、Orchestrator はそのクライアント(Edge、Gateway、UI/API)に対して、自分がアクティブでなくなったこと、および新たに昇格された Orchestrator と通信する必要があることを通知します。昇格されたスタンバイが以前のアクティブ Orchestrator と通信できない場合、オペレータは、可能であれば以前のアクティブ Orchestrator を手動で降格する必要があります。

    disaster-recovery-quiesced-orchestrator