このセクションでは、SASE Orchestrator をアップグレードする方法について説明します。

SASE Orchestrator をアップグレードするには、次の手順を実行します。

  1. VMware SD-WAN のサポートによりアップグレードを支援します。サポートに問い合わせる前に、次の情報を収集します。
    • SASE Orchestrator の現在のバージョンとターゲットのバージョンを提示します。例:現在のバージョン (2.5.2 GA-20180430)、ターゲットのバージョン (3.3.2 p2)。
      注: 現在のバージョンについては、この情報は [ヘルプ (Help)] リンクをクリックして [バージョン情報 (About)] を選択すると、 SASE Orchestrator の右上隅に表示されます。
    • 次の図のようにSASE Orchestrator のレプリケーション ダッシュボードのスクリーンショットを入力します。
      • ハイパーバイザーのタイプとバージョン (vSphere 6.7)
      • SASE Orchestrator からのコマンド
        注: コマンドは、root として実行する必要があります(「sudo <command>」や「sudo-i」など)。
        • LVM レイアウト
          • pvdisplay -v
          • vgdisplay -v
          • lvdisplay -v
          • df -h
          • cat /etc/fstab
        • メモリ情報
          • free -m
          • cat /proc/meminfo
          • ps -ef
          • top -b -n 2
        • CPU 情報
          • cat /proc/cpuinfo
        • /var/log のコピー
          • tar -czf /store/log-`date +%Y%M%S`.tar.gz --newer-mtime="36 hours ago" /var/log
        • スタンバイ Orchestrator から:
          • sudo mysql --defaults-extra-file=/etc/mysql/velocloud.cnf velocloud -e 'SHOW SLAVE STATUS \G'
      • アクティブ Orchestrator から:
        • sudo mysql --defaults-extra-file=/etc/mysql/velocloud.cnf velocloud -e 'SHOW MASTER STATUS \G'
  2. SASE Orchestrator のアップグレードで支援が必要な場合は、上記の情報を用意し、VMware SD-WAN サポート (https://kb.vmware.com/s/article/53907) にお問い合わせください。