データセンターの SD-WAN Edge は、ブランチとの間で受送信するトラフィックをダイレクトするためのハブとして機能できます。SD-WAN Edge は、MPLS とインターネット トラフィックの両方の管理に使用できます。データセンターのハブは、ワンアーム設定またはツーアーム設定を組めます。さらに、データセンターをバックアップとして使用することもできます。

SD-WAN Edge をトポロジに挿入する方法として、さまざまなオプションが用意されている各種設計について、次に説明します。

オプション 説明
ハブ 1 SD-WAN Edge がツーアーム トポロジでデプロイされているデータセンターまたは地域のハブ サイト。
ハブ 2 SD-WAN Edge がワンアーム トポロジでデプロイされているデータセンターまたは地域のハブ サイト(同じインターフェイスが複数の WAN リンクを保有しています)。
レガシー 1 および 2 従来の MPLS サイト。
シルバー 1 SD-WAN Edge は、パス外でデプロイされます。SD-WAN Edge は、MPLS とインターネットの両方のパスにまたがるオーバーレイを作成します。トラフィックは最初に SD-WAN Edge へと迂回されます。
シルバー 2 SD-WAN Edge は、デフォルト ゲートウェイとしてパス内でデプロイされます。常にデフォルト ゲートウェイとなります。このトポロジはシンプルですが、SD-WAN Edge を単一点障害にするため、HA が必要になる場合があります。
ブロンズ 1 デュアルインターネット サイト(リンクの 1 つは NAT ルーターの背後にあります)。