このテストの目的
Edge で使用可能な、特定の宛先プレフィックスのすべてのルート(オーバーレイ ルートおよびアンダーレイ ルート)を一覧表示するときに、このテストを実行します。
このテストをいつ実行できるか
- Edge が特定の宛先プレフィックスのオーバーレイ ルートとアンダーレイ ルート(使用可能な場合)の両方を受信しているかどうか。
- 特定の宛先プレフィックスにプライマリ ルート パスとセカンダリ ルートのパス(使用可能な場合)を利用できるかどうか。
手順については、Edge でのリモート診断テストの実行を参照してください。
テスト出力で確認する内容
必要な Edge で [プレフィックスごとのルートの一覧表示 (List Routes per Prefix)] テストを実行します。テストの出力例は次のとおりです。
[List Routes per Prefix] コマンドを実行すると、特定の宛先プレフィックスで使用可能なすべてのルート エントリが、関連付けられたローカル プリファレンス、オーバーレイ プリファレンス、コミュニティ タグの値とともに表示されます。
Orchestrator UI に表示されるルートの順序に基づいて、各セグメント内の特定の宛先プレフィックスにプライマリ ルートとバックアップ ルートのパスを利用できるかどうかを確認できます。つまり、1 番目のルート エントリが最適なパス(プライマリ パス)、2 番目のルート エントリが 2 番目に適したパス、3 番目のルート エントリが 3 番目に適したパスのように、ルート エントリが表示されます。
[ルート タイプ (Route Type)] では、特定のルート エントリの学習元(オーバーレイ ルートまたはアンダーレイ ルート)を確認できます。
[ネクスト ホップ IP (Next Hop IP)] および [宛先名 (Dest Name)] では、ネクスト ホップ デバイスの IP アドレス(アンダーレイ ルート タイプの場合)または Edge 名(オーバーレイ ルート タイプの場合)を確認できます。これにより、特定のルート エントリが広報されます。