[マイ アカウント (My Account)] ページでは、基本的なユーザー情報、SSH キー、API トークンを設定できます。現在のユーザーのロールと関連する権限を表示することもできます。

ユーザーが安全な方法で Edge にアクセスするための権限を設定します。ユーザーのアクセス レベルとして、[基本 (Basic)] を選択する必要があります。アクセス レベルは、新しいユーザーを([ユーザー管理 (User Management)] で)作成するときに設定し、後で変更することを選択できます。ユーザーのアクセス レベルを変更するには、スーパーユーザー ロールがあることを確認します。

[マイ アカウント (My Account)] ページにアクセスするには、次の手順を実行します。
  1. 画面の右上にあるグローバル ナビゲーションで [ユーザー (User)] アイコンをクリックします。
  2. [ユーザー情報 (User Information)] パネルが次のように表示されます。
  3. [マイ アカウント (My Account)] ボタンをクリックします。次の画面が表示されます。
  4. デフォルトでは、[プロファイル (Profile)] タブが表示されます。次の基本的なユーザーの詳細を更新できます。
    オプション 説明
    ユーザー名 (Username) ユーザー名が表示されます。これは読み取り専用フィールドです。
    連絡先の E メール (Contact Email) ユーザーのメインの連絡先とメール アドレスを入力します。
    現在のパスワード (Current Password) 現在のパスワードを入力します。
    新しいパスワード (New Password) 新しいパスワードを入力します。
    注: 4.5 リリース以降では、パスワードに特殊文字「<」を使用することはサポートされなくなりました。ユーザーが以前のリリースでパスワードに「<」を使用している場合、ページでの変更を保存するにはこの文字を削除する必要があります。
    パスワードを確認 (Confirm Password) 新しいパスワードを再入力します。
    名 (First Name) ユーザーの名を入力します。
    姓 (Last Name) ユーザーの姓を入力します。
    電話 (Phone) ユーザーのメインの電話番号を入力します。
    携帯電話 (Mobile Phone) ユーザーの携帯電話番号を国コードとともに入力します。
  5. [ロール (Role)] タブをクリックして、既存のユーザー ロールと説明を表示します。また、ユーザー ロールに関連付けられている権限も表示されます。
  6. [API トークン (API Tokens)] タブをクリックします。次の画面が表示されます。
  7. トークンの [名前 (Name)][説明 (Description)] を入力してから、ドロップダウン メニューから [有効期間 (Lifetime)] を選択します。
  8. [キーの生成 (Generate Key)] をクリックします。
  9. [SSH キー (SSH Keys)] タブをクリックして、Secure Shell (SSH) キーベース認証を設定します。
    SSH キーベース認証は、 VMware SD-WAN Edge にアクセスするための安全で堅牢な認証方法です。ユーザーと Edge 間の強力で暗号化された検証と通信プロセスを提供します。SSH キーを使用すると、ログイン認証情報を手動で入力する必要がなくなり、Edge への安全なアクセスが自動化されます。
    注:
    • この機能を使用するには、Edge と Orchestrator の両方がリリース 5.0.0 以降を使用している必要があります。
    • オペレータ ビジネスまたはビジネス スペシャリストのアカウン トロールを持つユーザーは、キーベース認証を使用して Edge にアクセスできません。
    キーベースの認証を使用して Edge にアクセスする場合、SSH キーのペア(パブリックとプライベート)が生成されます。

    パブリック キーはデータベースに格納され、Edge と共有されます。プライベート キーがコンピュータにダウンロードされ、このキーと SSH ユーザー名を使用して Edge にアクセスできます。一度に生成できる SSH キーのペアは 1 つのみです。SSH キーの新しいペアを追加する必要がある場合は、既存のペアを削除してから、新しいペアを生成する必要があります。以前に生成したプライベート キーが失われた場合、Orchestrator からリカバリすることはできません。アクセス権を取得するには、キーを削除してから新しいキーを追加する必要があります。

    ロールに基づいて、ユーザーは次のアクションを実行できます。
    • オペレータ ビジネスまたはビジネス スペシャリストのアカウント ロールを持つユーザーを除くすべてのユーザーは、自分の SSH キーを作成したり、取り消したりすることができます。
    • パートナー ユーザーとエンタープライズ ユーザーが権限をオペレータに委任した場合、オペレータ スーパー ユーザーは、他のオペレータ ユーザー、パートナー ユーザーおよびエンタープライズ ユーザーの SSH キーを管理できます。
    • エンタープライズ ユーザーが権限をパートナーに委任した場合、パートナー スーパー ユーザーは、他のパートナー ユーザーおよびエンタープライズ ユーザーの SSH キーを管理できます。
    • エンタープライズ スーパー ユーザーは、そのエンタープライズ内のすべてのユーザーの SSH キーを管理できます。
    • スーパー ユーザーは、他のユーザーの SSH キーの表示と取り消しのみを実行できます。
      注: SD-WAN サービスにアクセスできないエンタープライズおよびパートナー カスタマーは、SSH キー関連の詳細を設定または表示できません。
    [SSH キー (SSH Keys)] タブをクリックし、 [キーを生成 (Generate Key)] ボタンをクリックします。次の画面が表示されます。
    オプション 説明
    ユーザー名 (User Name) ユーザー名が表示されます。これは読み取り専用フィールドです。
    アクション (Actions) 次のいずれかのオプションを選択します。
    • [キーを生成 (Generate Key)]:このオプションを使用して、パブリック SSH キーとプライベート SSH キーの新しいペアを生成します。
      注: 生成されたキーは自動的にダウンロードされます。SSH キーが生成されるデフォルトのファイル形式は、.pem です。Windows オペレーティング システムを使用している場合は、ファイル形式を .pem から .ppk に変換し、キーをインポートしてください。.pem を .ppk に変換する手順については、 PuTTYgen を使用して Pem を Ppk ファイルに変更するを参照してください。
    • [キーを入力 (Enter Key)]:SSH キーのペアがすでにある場合は、このオプションを使用して、パブリック キーを貼り付けるか、入力します。
    パスフレーズ [キーを生成 (Generate Key)] オプションが選択されている場合は、コンピュータに保存されているプライベート キーをさらに保護するための一意のパスフレーズを入力する必要があります。
    注: これはオプションのフィールドで、 [キーを生成 (Generate Key)] アクションを選択した場合にのみ使用できます。
    所要時間 (Duration) SSH キーの有効期限が切れるまでの日数を選択します。
  10. [キーの生成 (Generate Key)] をクリックします。
    注: ユーザーごとに作成できる SSH キーは 1 つのみです。
  11. SSH トークンを無効にするには、[取り消し (Revoke)] ボタンをクリックします。取り消し操作を確認するポップアップ ウィンドウが表示されます。チェック ボックスをオンにし、[取り消し (Revoke)] をクリックして、キーを永続的に取り消します。

    ユーザーの SSH キーは、次の場合に自動的に削除されます。

    • ユーザー ロールをオペレータ ビジネスまたはビジネス スペシャリストに変更した(これらのロールはキーベース認証を使用して Edge にアクセスできないため)。
    • Orchestrator からユーザーを削除します。
      注: ユーザーが外部 SSO プロバイダから削除されるか、無効になると、ユーザーは Orchestrator にアクセスできなくなります。ただし、ユーザーも Orchestrator から明示的に削除されるまで、ユーザーの Secure Edge Access キーはアクティブなままです。したがって、Orchestrator から削除する前に、まず IdP からユーザーを削除する必要があります。

    [次の手順:]

    エンタープライズの Secure Edge Access を有効にし、認証モードをパスワードベースからキーベースに切り替えます。エンタープライズの Secure Edge Access の有効化を参照してください。