動的ルーティング機能を実行している外部ルーターとの統合を可能にするために ICMP ハンドラが必要になる場合があり、VMware 経由でのルートの到達可能性に関するステートフル情報が必要です。ICMP プローブとレスポンダを設定するには、[設定 (Configure)] > [Edge (Edges)] > [デバイス (Device)] ページに移動します。

ICMP プローブの設定

ICMP プローブを設定するには、次の手順を実行します。
  1. エンタープライズ ポータルの [SD-WAN] サービスで、[設定 (Configure)] > [Edge (Edges)] の順にクリックします。[Edge (Edges)] ページに既存の Edge が表示されます。
  2. ICMP プローブを設定する Edge へのリンクをクリックするか、Edge の [デバイス (Device)] 列の [表示 (View)] リンクをクリックします。選択した Edge の設定オプションが [デバイス (Device)] タブに表示されます。
  3. [ルーティングと NAT (Routing & NAT)] カテゴリまで下にスクロールし、[ICMP プローブ (ICMP Probes)] セクションをクリックして展開します。
  4. ICMP プローブを作成するには、[+追加 (+Add)] をクリックし、次の詳細を入力します。
    フィールド 説明
    名前 (Name) ICMP プローブの一意の名前。
    VLAN チェック ボックスをオンにし、VLAN を有効にして VLAN ID を入力します。
    送信元 IP アドレス (Source IP) 送信元の IP アドレス。
    宛先 IP アドレス ping を送信する宛先 IP アドレス。
    ネクスト ホップの IP アドレス (Next Hop IP) ネクスト ホップの IP アドレス。
    頻度 (Frequency) ping 要求を送信する頻度(秒単位)。許容範囲は 1 ~ 60 です。
    しきい値 (Threshold) ルートが到達不能とマークされる原因となる失敗した ping 応答の数。許容範囲は 1 ~ 10 です。
  5. [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
  6. ICMP プローブのクローンを作成するには、アイテムを選択し、[クローン作成 (Clone)] をクリックします。
  7. ICMP プローブを削除するには、[削除] をクリックします。

ICMP レスポンダの設定

ICMP レスポンダを設定するには、次の手順を実行します。
  1. エンタープライズ ポータルの [SD-WAN] サービスで、[設定 (Configure)] > [Edge (Edges)] の順にクリックします。[Edge (Edges)] ページに既存の Edge が表示されます。
  2. ICMP レスポンダを設定する Edge へのリンクをクリックするか、Edge の [デバイス (Device)] 列の [表示 (View)] リンクをクリックします。選択した Edge の設定オプションが [デバイス (Device)] タブに表示されます。
  3. [ルーティングと NAT (Routing & NAT)] カテゴリまで下にスクロールし、[ICMP レスポンダ (ICMP Responders)] セクションをクリックして展開します。
  4. ICMP レスポンダを作成するには、[+追加 (+Add)] をクリックし、次の詳細を入力します。
    フィールド 説明
    名前 (Name) ICMP レスポンダの一意の名前。
    IP アドレス (IP Address) ping 要求に応答する IP アドレス(仮想 IP アドレス)。
    モード (Mode) ping への応答を Always (常時) または Conditional (条件付き) にするかを決定します。以下のいずれかを選択します。
    • [常時 (Always)]:Edge は常に ICMP の ping に応答します。
    • [条件付き (Conditional):] Edge は、VPN トンネルが接続されている場合にのみ ICMP の ping に応答します。
  5. [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
  6. ICMP レスポンダのクローンを作成するには、アイテムを選択し、[クローン作成] をクリックします。
  7. ICMP レスポンダを削除するには、[削除] をクリックします。