VMware Virtual Edge の展開の要件について説明します。
- SD-WAN Edge は、遅延の影響を受けやすいアプリケーションです。遅延の影響を受けやすいアプリケーションとして仮想マシン (VM) を調整するには、VMware のドキュメントを参照してください。
- 推奨されるホスト設定:
- 最高のパフォーマンスを実現する BIOS 設定:
- 2.0 GHz 以上の CPU
- Intel の仮想化テクノロジー (Intel VT) を有効にする
- ハイパースレッディングを無効にする
- Virtual Edge は、準仮想化 vNIC VMXNET 3 およびパススルー vNIC SR-IOV をサポートしています。
- VMXNET3 を使用している場合は、ホストの BIOS および ESXi で SR-IOV を無効にする
- SR-IOV を使用している場合は、ホストの BIOS および ESXi で SR-IOV を有効にする
- VMware および KVM で SR-IOV を有効にするには、次を参照してください。
- KVM - KVM 上での SR-IOV の有効化
- VMware - VMware 上での SR-IOV の有効化
- パフォーマンスを最大化するために CPU BIOS の電力節約を無効にする
- CPU ターボを有効にする
- CPU が AES-NI、SSSE3、SSE4、RDTSC、RDSEED、RDRAND 命令セットをサポートしている必要があります
- ハイパーバイザーのワークロード用に 2 個のコアを予約することを推奨する
たとえば、10 コアの CPU システムでは、1 つの 8 コア Virtual Edge または 2 つの 4 コア Virtual Edge を実行し、ハイパーバイザー プロセスに 2 コアを予約することを推奨します。
- デュアル ソケット ホスト システムの場合、ハイパーバイザーが、割り当てられている vCPU と同じソケット (NUMA) 境界内にある、ネットワーク アダプタ、メモリ、および CPU リソースを割り当てていることを確認します。
- 最高のパフォーマンスを実現する BIOS 設定:
- 推奨される仮想マシン設定:
- CPU は「100% 予約済み (100% reserved)」に設定する必要があります。
- CPU 共有は「高 (High)」に設定する必要があります。
- メモリは「100% 予約済み (100% reserved)」に設定する必要があります。
- 遅延感度は「高 (High)」に設定する必要があります。
- SD-WAN Edge SSH コンソールのデフォルトのユーザー名は
root
です。