SASE Orchestrator では、オペレータ スーパー ユーザーとオペレータ標準管理者はエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) を作成および管理できます。オペレータ スーパー ユーザーのみがエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) を作成できます。

  1. オペレータ ポータルで、[管理 (Administration)] タブをクリックし、左ペインで [ユーザー契約書 (User Agreements)] ボタンをクリックします。
  2. デフォルトでは、[ユーザー契約書 (User Agreement)] オプションは無効になっています。このオプションを有効にするには、オペレータ ポータルで [システム プロパティ (System Properties)] に移動し、システム プロパティ session.options.enableUserAgreements の値を [True] として設定します。また、次のようにシステム プロパティ vco.enterprise.userAgreement.display.mode の値を定義して、[ユーザー契約書 (User Agreement)] の表示モードを設定することもできます。
    • [なし (NONE)] — ユーザー契約書はどのエンタープライズ ユーザーにも表示されません。これはデフォルトの値です。
    • [すべて (ALL)] — ユーザー契約書がすべてのエンタープライズ ユーザーに表示されます。
    • [WITH_MSPS] — ユーザー契約書は、MSPS があるすべてのエンタープライズ ユーザーに表示されます。
    • [WITHOUT_MSPS] — ユーザー契約書は、MSPS がないすべてのエンタープライズ ユーザーに表示されます。

      上記の表示設定は、オペレータによって管理されるすべてのカスタマーに適用されます。オペレータの場合、カスタマーの設定に記載されているように、エンタープライズ カスタマーごとにこれらの設定を上書きすることができます。

      システム プロパティの設定に基づいて、エンタープライズ スーパー ユーザーまたはパートナー スーパー ユーザーのみが使用許諾契約書に同意できます。

    上記のプロパティが設定されると、[管理 (Administration)] タブに [ユーザー契約 (User Agreement)] ページが表示されます。

  3. ユーザー契約書を作成および管理するには、オペレータ ポータルで [管理 (Administration)] > [ユーザー契約書 (User Agreements)] タブをクリックし、次のアクションを実行します。
    オプション 説明
    [新規 (New)] エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) を新規に作成します。
    [複製 (Duplicate)] 選択したユーザー契約書のコピーを複製して作成します。
    [ダウンロード (Download)] ユーザー契約書の詳細のコピーをダウンロードします。
    [削除 (Delete)] 選択したユーザー契約書を削除します。
    [承諾レポートのエクスポート (Export Acceptance Report)] ユーザー契約書を承諾したすべてのカスタマーに関するレポートを CSV ファイルにエクスポートします。
    注: [更新 (Update)] するには、テーブルの既存の契約書をクリックし、必要に応じて更新します。

ユーザー契約書の作成

オペレータ スーパー ユーザーとオペレータ標準管理者のみが新しいユーザー契約書を作成できます。複数の有効なユーザー契約書を作成し、有効なユーザー契約書のリストからデフォルトの契約書を設定できます。また、特定のカスタマーに対して表示する有効なユーザー契約書を選択および設定することもできます。

  • [管理 (Administration)] タブで、[ユーザー契約書 (User Agreements)] をクリックし、[新規 (New)] をクリックします。

    [ユーザー契約書 (User Agreement)] ダイアログ ボックスが表示されます。

  • [ユーザー契約書 (User Agreement)] ダイアログ ボックスに次の情報を入力します。
  • オプション 説明
    [名前 (Name)] ユーザー契約書の名前を入力します。
    [有効 (Enabled)] このチェック ボックスはデフォルトでオンになっています。オフにすると、ユーザー契約は無効になります。
    [有効開始日 (Effective Start Date)] ユーザー契約書の有効期間の開始日を入力します。
    [有効終了日 (Effective End Date)] ユーザー契約書の有効期間の終了日を入力します。
    [ダイアログのタイトル テキスト (Dialog Title Text)] ユーザー契約書のタイトルを入力します。
    [ダイアログの本文テキスト (Dialog Body Text)] カスタマーに表示されるユーザー契約書のわかりやすい本文を入力します。
    [ダイアログのボタン テキスト (Dialog Button Text)] カスタマーが契約書に同意する際にクリックするボタン上に表示されるテキストを入力します。
  • [作成 (Create)] をクリックします。

    契約書は、[ユーザー契約書 (User Agreement)] ページに表示されます。

  • 非アクティブな契約書を選択して、[削除 (Delete)] をクリックして削除します。
    注: アクティブな契約書は削除できません。

エンタープライズ スーパー ユーザーまたはパートナー スーパー ユーザーが初めて SASE Orchestrator にログインすると、[ユーザー契約書 (User Agreement)] メッセージがポップアップ表示され、契約書に同意するように求められます。SASE Orchestrator にアクセスするには契約書に同意する必要があります。契約書に同意しない場合、ユーザーは自動的にログアウトされます。