このセクションでは、Azure Resource Manager (ARM) テンプレートの重要な概要とテンプレートをダウンロードできるリンクについて説明します。

注意:デプロイする前に、テンプレートを確認して理解しておく必要があります。このテンプレートは参照用であり、特定の環境に合わせて変更する必要がある場合があります。

ARM テンプレートは、VMware SD-WAN By VeloCloud Azure Resource Manager テンプレートからダウングレードしてください。

デフォルトのテンプレートは、次のセクションで説明する基本的なトポロジを代表する Azure 内での共通のデプロイを実現するために作成されています。ARM テンプレートは、必要なリソースを作成し、SD-WAN Orchestrator ターゲットとアクティベーション キーを収集して、CLOUD INIT 経由でプッシュします。テンプレートで表示されるデフォルト値は次のとおりです。

  • インスタンス タイプ:Standard_DS3_v2
  • インターフェイスを VMware インスタンスに接続する (GE1 - eth0 / GE2 - eth1 / GE3 - eth2)
  • パブリック IP アドレスを割り当てて GE2 に接続する
  • セキュリティ グループ - 許可されたポート:
    • UDP 2426:VMware マルチパス プロトコル
    • TCP 22:SSH アクセス(サポート アクセス用)
    • UDP 161:SNMP
  • パブリック ルート テーブル (UDR):インターネット ゲートウェイに 0.0.0.0/0 を指定
  • プライベート ルート テーブル (UDR):仮想アプライアンス (SD-WAN Edge GE3) に 0.0.0.0/0 を指定
  • すべてのインターフェイスで IP 転送を有効にする

テンプレートは、「新規」の仮想ネットワークまたは「既存」の仮想ネットワークのいずれかに対応するように作成されています。「既存」の仮想ネットワークを使用している場合、vNET、サブネット、ルート テーブルは作成されません。vNET 名、サブネット名、および IP スキームが既存の環境を正確に反映していることを確認します。

このテンプレートは Virtual Edge を有効にしますが、トポロジのシンプルさはすべての環境に対応するわけではありません。個々のユーザーは、それぞれの環境に合わせて編集する必要があります。ARM テンプレートの構造と構文について理解を深めるには、https://docs.microsoft.com/en-us/azure/azure-resource-manager/resource-group-authoring-templatesを参照してください