vSphere Replication 保護グループ内のレプリケートされた仮想マシンは、保護グループから削除することなく、一時的に保護を削除できます。

保護を削除すると、リカバリ サイトのプレースホルダ仮想マシンが削除されます。vSphere Replication 保護グループ内の仮想マシンから保護を削除すると、仮想マシンと保護グループの状態が [未構成] に設定されます。保護グループを含むリカバリ プランを保護対象の仮想マシンに対して実行すると成功しますが、Site Recovery Manager は [未構成] 状態の仮想マシンまたは保護グループをリカバリしません。計画移行を実行した場合、プランの状態は [リカバリが不完全] になります。

保護された仮想マシンを保護グループから除外する必要がある場合、仮想マシンから保護を削除できます。

保護グループに含めた仮想マシンで vSphere Replication を無効にすると、この仮想マシンに対するリカバリは失敗しますが、その保護グループ内にある、正しく構成されているすべての仮想マシンのリカバリは成功します。保護グループを編集するか、[仮想マシンの削除] をクリックすることにより、仮想マシンの保護を削除し、保護グループから仮想マシンを削除する必要があります。仮想マシンの保護グループへの追加または保護グループからの削除 を参照してください。

手順

  1. Site Recovery の [ホーム] タブで、サイト ペアを選択し、[詳細表示] をクリックします。
  2. [保護グループ] タブを選択し、保護グループを選択して、右側のペインの [仮想マシン] タブをクリックします。
  3. 仮想マシンを右クリックし、[保護の削除] を選択します。
  4. [はい] をクリックし、仮想マシンからの保護の削除を確認します。