レプリケーション中に発生する可能性のある vSphere Replication の問題を確認およびトラブルシューティングできます。

[サイト ペア] タブの [問題] で、可能性のあるレプリケーションの問題を確認できます。

表 1. 起こりうるレプリケーションの問題
問題 原因 ソリューション
無効 仮想マシンの電源がオフになっているためにレプリケーションがアクティブでなく、警告アイコンが表示されています。レプリケーションはその仮想マシンに対して実行されていません。 レプリケーションを再開するには仮想マシンの電源をオンにします。
一時停止中 レプリケーションを一時停止すると、警告アイコンが表示されます。 一時停止されているレプリケーションを [問題] タブから再開します。
エラー レプリケーションが既に構成されている仮想マシンにディスクを追加すると、レプリケーションが一時停止され、エラー状態になります。 レプリケーションを再構成し、新しく追加されたディスクを有効または無効にします。
エラー レプリケーションの構成時、不正な UUID ではレプリケーションが失敗します。たとえば、検出された使用目的のレプリケーション シードにオリジナルのハード ディスクと異なる UUID が割り当てられている場合です。 その場合は、レプリケーションを再構成してください。
エラー 構成中はレプリケーション シードは使用しませんが、構成中に同一の名前のディスクが検出されます。 その場合は、レプリケーションを再構成してください。
RPO 違反 レプリケーションに RPO 違反が含まれています。 レプリケーションの目標復旧ポイントを再構成するを参照してください。