3 つの構成オプションのいずれかを選択すると、ディスクのサイズ変更中の vSphere Replication のオンプレミス インスタンスの動作を決定できます。目的のオプションを選択するには、/etc/vmware/hbrsrv.xml 構成ファイルの 3 つのパラメータ値を変更する必要があります。

  • vSphere Replication は、2 つの方法を使用してターゲット サイトでディスクのサイズ変更を実行できます。サーバがサイズ変更を処理する方法を構成するには、extendDiskPITHierarchyPolicy パラメータの値を変更します。
    表 1. extendDiskPITHierarchyPolicy パラメータの値
    説明
    extendDiskPITHierarchyPolicy = collapse vSphere Replication は、レプリカ ディスクのディスク階層を折りたたみ、その結果得られるベース ディスクを展開します。仮想ディスクのサイズ変更を開始する前に作成されたすべての PIT は消失します。仮想ディスクのサイズを変更した後で PIT を作成するまで、リカバリは実行できません。
    extendDiskPITHierarchyPolicy = preserve vSphere Replication は、最新の PIT のクローンであるベース ディスクを作成します。vSphere Replication は、ディスクを新しいサイズに拡張します。元のベース ディスクはそのまま残ります。vSphere Replication が元のディスクを含むすべての PIT を削除した後に、余分に使用されていたストレージが解放されます。次に、vSphere Replication は、元のレプリカ ベース ディスクを削除します。
    extendDiskPITHierarchyPolicy = auto vSphere Replication は、現在のデータストア ストレージの使用量および要求された新しい仮想ディスクのサイズに基づいて、preserve または collapse を選択します。
  • extendDiskPITHierarchyPolicyauto に設定されている場合の動作を調整するには、extendDiskPITHierarchyPolicyAutoThreshold パラメータを使用できます。このプロパティの値は、0 と 1 の間の数値に変更できます。これにより、データストアの容量の上限を設定できます。vSphere Replication は、データストアの容量に extendDiskPITHierarchyPolicyAutoThreshold パラメータ値を乗算してこの上限を計算します。

    たとえば、データストアの容量が 5 TB で、extendDiskPITHierarchyPolicyAutoThreshold パラメータが 0.8 に設定されている場合、データストアの容量の上限は 4 TB になります。

    preserve モードがアクティブな場合、vSphere Replication は最終的なストレージ使用量を計算します。vSphere Replication は、ストレージ使用量がしきい値未満の場合に preserve モードを使用し、しきい値を超えると collapse モードを使用します。

  • ストレージ使用量が拡張されている期間を縮小するために、extendDiskPITHierarchyPolicypreserve モードに設定されている場合は、removeMPITsBeforeBaseDisks パラメータの値を変更します。
    表 2. removeMPITsBeforeBaseDisks パラメータの値
    説明
    removeMPITsBeforeBaseDisks = true vSphere Replication サーバは、拡張ディスクに基づく新しい PIT が表示された後に、元のディスクサイズに基づくすべての PIT をドロップします。
    removeMPITsBeforeBaseDisks = false PIT の保持ポリシーによって、古い PIT の有効期限が決まります。元のディスクを参照するすべての PIT が期限切れになると、ストレージ使用量が減少します。