vSphere Replication 保護グループを作成するときに、Site Recovery Manager はリカバリ サイト上にプレースホルダ仮想マシンを作成します。これらの保護グループが含まれるリカバリ プランを実行すると、Site Recovery Manager はこれらのプレースホルダを実際の仮想マシンに置き換えます。

この例では、vSphere Replication 保護グループを含むリカバリ プランを実行するときに、Site Recovery Manager がリカバリ サイトのプレースホルダ仮想マシンを実際の仮想マシンに置き換えるプロセスを示しています。

  1. vSphere Replication は、vSphere Replication ターゲットとして構成したデータストアに仮想マシンのコピーを作成することで、各仮想マシンをレプリケートします。これらの仮想マシンのコピーはパワーオンされません。
  2. Site Recovery Manager がプレースホルダ仮想マシン ファイルの格納に使用する、リカバリ サイト上のデータストアを指定します。
  3. リカバリ プランを実行すると、Site Recovery Manager は保護サイト上の仮想マシンをシャットダウンし、vSphere Replication はリカバリ サイト上の仮想マシンのコピーをパワーオンします。
  4. Site Recovery Manager は、プレースホルダ仮想マシンの ID を、リカバリ サイトで検出された、レプリケートされた仮想マシンとスワップするように vCenter Server に要求を送信します。