VMware Cloud API を使用して、 VMware Site Recovery SDDC の健全性レポートを取得できます。

組織の API トークンの取得

API トークンは、VMware Cloud Services 上の特定の組織に対する、ユーザー名とパスワードのような認証形式です。

API トークンの有効期限は、デフォルトで 6 か月です。TTL は、API トークンを作成するときに変更できます。

手順

  1. https://vmc.vmware.com/ にログインします。
  2. 画面右上のユーザー名をクリックし、使用する組織に切り替えます。
  3. [マイ アカウント] > [API トークン] > [新しい API トークンの生成] に移動します。
  4. トークン名、TTL、範囲などを入力します。
    範囲には [すべてのロール] を選択します。
  5. [生成] をクリックします。

次のタスク

API トークンが生成されたら、トークン値をコピーして記録します。

API トークンを使用した認証トークンの取得

VMware Cloud API を使用するには、有効な認証トークンが必要です。

前提条件

API トークンを取得済みであることを確認します。

手順

  1. (オプション) Linux の場合は、次のコマンドを使用して認証トークンを取得します。
    export REFRESH_TOKEN=...
    export AUTH_TOKEN=$(curl "https://console.cloud.vmware.com/csp/gateway/am/api/auth/api-tokens/authorize" -X POST -d "api_token=$REFRESH_TOKEN" | jq -r .access_token)
    export DRAAS_BACKEND_URL=https://vmc.vmware.com
    export ORG_ID=...
    export SDDC_ID=...
  2. (オプション) Windows Powershell の場合は、次のコマンドを実行します。
    $REFRESH_TOKEN="..."
    $AUTH_TOKEN=Invoke-WebRequest -Method Post -Uri "https://console.cloud.vmware.com/csp/gateway/am/api/auth/api-tokens/authorize" -Body @{"api_token" = $REFRESH_TOKEN} | ConvertFrom-Json | Select-Object -ExpandProperty access_token
    $DRAAS_BACKEND_URL="https://vmc.vmware.com"
    $ORG_ID="..."
    $SDDC_ID="..."

VMware Site Recovery SDDC の健全性レポートの取得

認証トークンを取得し、VMware Site Recovery - Site Recovery 健全性レポートの E メールを受信したら、SDDC の健全性レポートを確認できます。

手順

  1. 健全性レポートを JSON 形式で取得するには、E メールから各 curl 項目をコピーします。
    curl "https://vmc.vmware.com/api/vsr-guardrails/{{org-id}}/deployments/{{sddc-id}}/site-recovery-health-report" -X GET -H "csp-auth-token: $AUTH_TOKEN"

    JSON 出力をフォーマットして読みやすくするには、jq コマンドを追加します。

    curl "https://vmc.vmware.com/api/vsr-guardrails/{{org-id}}/deployments/{{sddc-id}}/site-recovery-health-report" -X GET -H "csp-auth-token: $AUTH_TOKEN" | jq . 

    結果を JSON ファイルにリダイレクトできます。

    curl "https://vmc.vmware.com/api/vsr-guardrails/{{org-id}}/deployments/{{sddc-id}}/site-recovery-health-report" -X GET -H "csp-auth-token: $AUTH_TOKEN" | jq . > example.json
  2. 健全性レポートを HTML 形式で取得するには、E メールから各 curl 項目をコピーします。
    curl "https://vmc.vmware.com/api/vsr-guardrails/{{org-id}}/deployments/{{sddc-id}}/site-recovery-health-html-report" -X GET -H "csp-auth-token: $AUTH_TOKEN"
    結果を HTML ファイルにリダイレクトできます。
    curl "https://vmc.vmware.com/api/vsr-guardrails/{{org-id}}/deployments/{{sddc-id}}/site-recovery-health-html-report" -X GET -H "csp-auth-token: $AUTH_TOKEN" > example.html