保護された仮想マシンのリカバリ設定に IP カスタマイズ ルールを適用できます。
IP カスタマイズ ルールを適用する場合は、各ネットワーク マッピングにサブネット IP マッピング ルールを指定します。
詳細設定オプション recovery.useIpMapperAutomatically を True に設定し、仮想ネットワークの IP マッピング ルールを構成した場合、Site Recovery Manager はリカバリ時に仮想マシンをカスタマイズするサブネット IP マッピング ルールを評価します。このオプションを False に設定すると、Site Recovery Manager はリカバリ時に IP マッピング ルールを評価しません。[IP カスタマイズ] オプションを使用すると、各仮想マシンのこのオプションの効果をオーバーライドすることができます。
recovery.useIpMapperAutomatically のデフォルト オプションは True です。Auto に設定すると、Site Recovery Manager は IP カスタマイズ ルールを使用して仮想マシンをカスタマイズします。
前提条件
Site Recovery Manager が IP カスタマイズをサポートしているゲスト OS のリストについては、https://docs.vmware.com/jp/Site-Recovery-Manager/8.4/rn/srm-compat-matrix-8-4.htmlに掲載されている「Site Recovery Manager 8.4 互換性マトリックス」を参照してください。
手順
- vSphere Client で、 の順にクリックします。
- Site Recovery の [ホーム] タブで、サイト ペアを選択し、[詳細表示] をクリックします。
- [リカバリ プラン] タブを選択し、リカバリ プランをクリックして、[仮想マシン] を選択します。
- 仮想マシンを右クリックして、[リカバリの構成] をクリックします。
- [IP カスタマイズ] をクリックします。
- IP カスタマイズ モード リストから [該当する場合、IP カスタマイズ ルールを使用する] を選択して [OK] をクリックします。