Site Recovery Manager Server のインストール時に指定した情報を変更するには、Site Recovery Manager インストーラを変更モードで実行できます。

Site Recovery Manager Server をインストールすると、拡張する vCenter Server インスタンス、Site Recovery Manager のデータベース タイプ、DSN と認証情報、証明書などのユーザーが指定する一連の値がインストールにバインドされます。Site Recovery Manager インストーラでは、Site Recovery Manager Server のインストール時に構成した次の値のいくつかを変更できる変更モードが使用できます。

  • Platform Services Controller のアドレス(Site Recovery Manager が拡張する vCenter Server インスタンスが別の Platform Services Controller に移動する場合)
  • Site Recovery Manager をインストール後に変更された場合は、vCenter Single Sign-On のユーザー名とパスワード
  • Site Recovery ManagervCenter Server に登録するのに使用した情報
  • 新しい証明書のアップロードまたは生成
  • Site Recovery Manager データベースのユーザー名、パスワード、および接続番号
  • Site Recovery Manager Server サービスを実行しているユーザー アカウント
注: vCenter Server または Platform Services Controller が使用している証明書を変更する場合は、 Site Recovery Manager インストーラを修正モードで実行する必要があります。 Site Recovery Manager インストーラを修正モードで実行すると、 Site Recovery Manager 証明書のサムプリントが更新され、新しい vCenter Server または Platform Services Controller の証明書が反映されます。

前提条件

Site Recovery Manager Server の管理者権限があること、または管理者グループのメンバーであることを確認します。変更操作を行う前に Windows ユーザー アカウント制御 (UAC) を無効にするか、Site Recovery Manager インストーラを起動するときに、[管理者として実行] を選択します。

手順

  1. Site Recovery Manager Server ホストにログインします。
  2. Windows の [コントロール パネル] から [プログラムと機能] を開きます。
  3. [VMware vCenter Site Recovery Manager] のエントリを選択し、[変更] をクリックします。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. [変更] を選択して [次へ] をクリックします。
  6. Platform Services ControllerSite Recovery Manager エクステンションを登録するための情報を確認または変更して、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    アドレス Site Recovery Manager の初期インストール後に、vCenter Server が別の Platform Services Controller に移行された場合は、Platform Services Controller のアドレスを変更できます。
    重要: Platform Services Controller アドレスを変更する場合は、インストールの更新後に Site Recovery Manager サイト間の接続を再構成する必要があります。
    HTTPS ポート Site Recovery Manager の初期インストール後に Platform Services Controller のポートが変更された場合は、これを変更します。
    ユーザー名 初期インストール後に変更されている場合には、vCenter Single Sign-On のユーザー名を変更します。
    パスワード vCenter Single Sign-On のパスワードを入力します。
  7. プロンプトが表示されたら、Platform Services Controller 証明書を確認し、[承認] をクリックして承認します。
  8. Site Recovery Manager が拡張する vCenter Server インスタンスを検証し、[次へ] をクリックします。
    インストーラの変更モードを使用して Site Recovery Manager が拡張する vCenter Server インスタンスを変更することはできません。
  9. vCenter ServerSite Recovery Manager エクステンションを登録するための情報を確認または変更して、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    管理者電子メール この値は、Site Recovery Manager Server のインストール後に Site Recovery Manager 管理者が変更された場合に変更します。
    ローカル ホスト Site Recovery Manager Server が実行されているホストのアドレス。この値を変更する場合は、証明書を再作成するか、手順 10 に新しいアドレスを含む新しい証明書を提供する必要があります。
    重要: 使用するインフラストラクチャで IP アドレスの変更を簡単にするには、可能な限り IP アドレスではなく、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。
    リスナー ポート Site Recovery Manager ServervCenter Server 間のすべての HTTPS トラフィックのためのポート。
  10. 証明書タイプを選択し、[次へ] をクリックします。
    オプション 説明
    [証明書を自動的に生成] このオプションを選択し、新しい自動生成証明書を生成します。
    [PKCS #12 証明書ファイルを使用] このオプションを選択し、新しいカスタム証明書をアップロードします。
    [既存の証明書を使用] このオプションを選択し、現在の証明書を保持します。インストールされている証明書が有効でない場合、このオプションは使用できません。
    [既存の証明書を使用] を選択しない場合は、証明書の場所、組織や組織単位に使用する文字列などの詳細の追加入力を求めるプロンプトが表示されます。
    重要: 手順 9Site Recovery Manager Server[ローカル ホスト] の値を変更する場合、 [自動的に証明書を生成] を選択して証明書を再生成するか、 [PKCS #12 証明書ファイルを使用] を選択して新しい Site Recovery Manager Server アドレスを含む証明書をアップロードする必要があります。 [既存の証明書を使用] を選択すると、インストールの変更は正常に完了しますが、証明書に Site Recovery Manager Server ホストの誤ったアドレスが含まれているため、 Site Recovery Manager へのログイン試行が失敗します。
  11. データベース構成情報を確認または変更し、[次へ] をクリックします。
    Site Recovery Manager のインストール時に組み込みデータベースを選択している場合は、外部データベースを使用するようにインストールを変更すること(またはその逆)はできません。
    オプション 説明
    データ ソース名 Site Recovery Manager データベースの DSNこのオプションは、組み込みデータベースを使用している場合にのみ表示されます。この値は変更できません。
    データベース ユーザー名 指定されたデータベースの有効なユーザー ID。この値は、Site Recovery Manager Server のインストール後に、データベースのユーザー アカウントが変更された場合に変更します。
    データベース パスワード 指定されたユーザー ID のパスワード。この値は、Site Recovery Manager Server のインストール後に、データベースのユーザー アカウントのパスワードが変更された場合に変更します。この値はすべての場合に入力する必要があります。
    データベース ポート このオプションは、組み込みデータベースを使用している場合にのみ表示されます。この値は変更できません。
    [接続数] 初期接続プール サイズを変更します。すべての接続が使用中であり、さらに接続する必要がある場合、最大接続数を超えない限り、新しい接続が作成されます。Site Recovery Manager にとっては、新しい接続を作成するよりもプールからの接続を使用した方が速くなります。設定可能な最大値は、データベースの構成に依存します。ほとんどの場合、この設定を変更する必要はありません。この設定を変更する前に、データベース管理者に相談してください。設定値を大きくしすぎるとデータベース エラーにつながります。
    [最大接続数] 同時にオープンできるデータベース接続の最大数を変更します。設定可能な最大値は、データベースの構成に依存します。データベースが開くことのできる接続数がデータベース管理者によって制限されている場合、この値はその数を超過することはできません。ほとんどの場合、この設定を変更する必要はありません。この設定を変更する前に、データベース管理者に問い合わせてください。設定値を大きくしすぎるとデータベース エラーにつながります。
  12. [ローカル システム アカウントの使用] チェック ボックスを選択または選択解除し、Site Recovery Manager Server サービスを実行しているユーザー アカウントを変更し、[次へ] をクリックします。
    • [ローカル システム アカウントの使用] を選択解除する場合は、有効なユーザー アカウントのユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
    • SQL Server を統合 Windows 認証とともに使用する場合、ユーザー名のテキスト ボックスにはインストーラを実行しているアカウントのユーザー名が表示され、変更できません。
  13. [インストール] をクリックして、インストールを変更します。
    インストーラは要求されている変更を行ない、 Site Recovery Manager Server を再起動します。

次のタスク

変更操作が終了して Site Recovery Manager Server が再起動したら、vSphere Web Client にログインしてサイト間の接続を確認します。接続が切断されている場合、または Platform Services Controller のアドレスを変更した場合は、サイトのペアリングを再構成します。サイト ペアリングを再構成する方法については、サイト間の接続の再構成を参照してください。