オンプレミス サイトの vCenter Server に接続するように vSphere Replication アプライアンスを構成する必要があります。
vSphere Replication アプライアンスをデプロイしたら、仮想アプライアンス管理インターフェイス(VRMS アプライアンス管理インターフェイス)を使用して、vSphere Replication 管理サーバをオンプレミス サイトの vCenter Server に接続します。
vSphere Replication をターゲット サイトの vCenter Server に接続しないと、vSphere Replication は期待どおりに動作しません。また、vSphere Replication がリカバリ サイトに格納するレプリケートされたデータが、Storage DRS によって検出されずに、破壊される可能性があります。
前提条件
- vSphere Replication アプライアンスがパワーオン状態であることを確認します。
- vSphere Replication アプライアンスを構成する管理者権限があることを確認します。
- vSphere Replication 管理サーバが、Single Sign-On サーバの時刻と同期されていることを確認します。
手順
- 管理者として VRMS Appliance Management インターフェイスにログインします。
VRMS Appliance Management インターフェイスの URL は https://
vr-appliance-address:5480 です。
- [サマリ] をクリックし、[アプライアンスの構成] をクリックします。
- [Platform Services Controller] 画面で、vSphere Replication Appliance をデプロイしたサイトに関する情報を入力します。
メニュー項目 |
説明 |
PSC のホスト名 |
vSphere Replication の登録に使用した vCenter Server の Platform Services Controller のホスト名(小文字)または IP アドレスを入力します。 |
PSC のポート |
デフォルト値である 443 を受け入れるか、Platform Services Controller が別のポートを使用している場合は新しい値を入力します。 Platform Services Controller は HTTPS 経由の接続のみをサポートします。 |
ユーザー名 |
この Platform Services Controller インスタンスが属する vCenter Single Sign-On ドメインの vCenter Single Sign-On ユーザー名を入力します。このユーザー アカウントは、Platform Services Controller インスタンスの vCenter Single Sign-On 管理者グループのメンバーであることが必要です。 |
パスワード |
指定された vCenter Single Sign-On ユーザー名に対するパスワード。 |
- プロンプトが表示されたら、[接続] をクリックして、Platform Services Controller 証明書を確認します。
- [vCenter Server] 画面で、vSphere Replication Appliance を登録するための vCenter Server インスタンスを選択し、[次へ] をクリックします。
注意: ドロップダウン メニューには、
Platform Services Controller に登録されたすべての
vCenter Server インスタンスが含まれます。拡張リンク モードを使用する環境では、他の
Platform Services Controller インスタンスの
vCenter Server インスタンスも含まれる場合があります。正しい
vCenter Server インスタンスを選択していることを確認してください。
vSphere Replication Appliance を構成した後は、別の
vCenter Server インスタンスを選択することはできません。
- [名前と拡張機能] 画面で、vSphere Replication アプライアンスを vCenter Server に登録するために必要な情報を入力し、ストレージ トラフィックの IP アドレスを追加します。
メニュー項目 |
説明 |
サイト名 |
vSphere Replication インターフェイスに表示されるこの vSphere Replication サイトの名前。デフォルトでは、vCenter Server のアドレスが使用されます。ペア内の vSphere Replication インスタンスごとに異なる名前を使用します。 |
管理者の E メール |
vSphere Replication 管理者のメール アドレス。標準の vCenter Server アラームを使用して、vSphere Replication イベントの電子メール通知を構成した場合でも、この情報は必須です。 |
ローカル ホスト |
ローカル ホストの名前または IP アドレス。IP アドレスが使用するものでない場合にのみ、値を変更します。たとえば、ローカル ホストに複数のネットワーク インターフェイスがあって、vSphere Replication アプライアンスによって検出されたものが、使用するインターフェイスでない場合などです。
注: 使用するインフラストラクチャで IP アドレスの変更を簡単にするには、可能な限り IP アドレスではなく、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。
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拡張機能 ID |
vSphere Replication アプライアンスの一意の識別子。拡張機能 ID はカスタマイズできません。 |
ストレージ トラフィックの IP アドレス |
vSphere Replication サーバで受信レプリケーション データ用に使用される、仮想マシン NIC の IP アドレスです。 |
- [設定内容の確認] 画面で設定内容を確認し、[終了] をクリックします。