このトピックでは、Tanzu Kubernetes Grid (TKG) スタンドアローン管理クラスタまたはワークロードを新しいバージョンの TKG にアップグレードするときに実行する、クラスタ ノードのターゲット OS または OVA テンプレートを指定する方法について説明します。
IaaS アカウントに、アップグレードする Kubernetes の同じバージョンを持つ複数の仮想マシン基本イメージがある場合は、tanzu mc upgradeまたは tanzu cluster upgrade コマンドで、使用する OS バージョンを指定できます。
upgrade コマンドに対して、--os-arch、--os-name、または --os-version オプションを使用して OS バージョンを指定します。たとえば、vSphere で Kubernetes v1.27.5 を持つ Photon OVA テンプレートと Ubuntu OVA テンプレートの両方をアップロードした場合は、--os-name ubuntu を指定して、Ubuntu 仮想マシンで実行するようにクラスタをアップグレードします。
これらのオプションで使用できる値とデフォルト設定は次のとおりです。
--os-name 値はクラウド インフラストラクチャによって異なります。
ubuntu(デフォルト)または photonubuntu(デフォルト)または amazonubuntu--os-version の値は次のように os-name によって異なります。
ubuntu の値:20.04(デフォルト)、18.04photon の値:3(デフォルト)amazon の値:2(デフォルト)--os-arch の値:amd64(デフォルト)クラスタのアップグレード時に --os-name を指定しない場合、そのノードは既存の --os-name 設定を保持します。
vSphereでは、tanzu mc upgrade または tanzu cluster upgrade の --vsphere-vm-template-name オプションを使用して、クラスタ ノードのアップグレード先として vCenter Server インベントリの OVA ファイルを指定できます。
vCenter Server インベントリ パスを使用して OVA テンプレートを指定します。これは、「カスタム OVA イメージを使用したクラスタのデプロイ」の説明に従って、クラスタ構成ファイルの VSPHERE_TEMPLATE を設定する方法と同じです。
例:
tanzu cluster upgrade CLUSTER-NAME --vsphere-vm-template-name "/TKG_DC/vm/TKG_IMAGES/ubuntu-2004-kube-v1.29.9-vmware.1"