クラスタのアップグレード中の OS の選択

IaaS アカウントに、アップグレードする Kubernetes の同じバージョンを持つ複数の仮想マシン基本イメージがある場合は、tanzu mc upgradeまたは tanzu cluster upgrade コマンドで、使用する OS バージョンを指定できます。

upgrade コマンドに対して、--os-arch--os-name、または --os-version オプションを使用して OS バージョンを指定します。これらのオプションで使用できる値とデフォルト設定は次のとおりです。

  • --os-name 値はクラウド インフラストラクチャによって異なります。
    • vSpherePhoton OS の場合は ubuntu(デフォルト)または photon
    • Amazon Web Services (AWS)Amazon Linux の場合は ubuntu(デフォルト)または amazon
    • Azureubuntu
  • --os-version の値は次のように os-name によって異なります。
    • ubuntu の値:20.04(デフォルト)、18.04
    • photon の値:3(デフォルト)
    • amazon の値:2(デフォルト)
  • --os-arch の値:amd64(デフォルト)

クラスタのアップグレード時に --os-name を指定しない場合、そのノードは既存の --os-name 設定を保持します。

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