ExcludePattern パラメータは、アプリケーションのビルド プロセスでファイルまたはディレクトリを除外します。
このパラメータのエントリの前に [FileList] の見出しを追加する必要があります。
リスト内のパターンは、カンマで区切ることができます。ワイルドカード (*) は、どの文字とも一致しないか、文字と疑問符 (? ) のうちの少なくとも 1 つの文字と一致します。構文は、DOS dir コマンドと似ていますが、ディレクトリ名とファイル名にワイルドカード文字を適用することができます。
Package.ini ファイルで ExcludePattern パラメータを指定できます。このファイルでは、パターン除外がディレクトリ構造全体に適用されます。##Attributes.ini ファイルでは、ThinApp によってパターン除外が現在の除外リストに追加されますが、特定のディレクトリとサブディレクトリにのみ設定が適用されます。プロジェクト内の異なるディレクトリに対して別の除外リストを作成できます。
仮想ファイル システムからのバージョン管理情報の除外
パッケージをバージョン管理システムに格納し、仮想ファイル システムからバージョン管理情報を除外する場合、.svn または .cvs と呼ばれるディレクトリと、すべてのサブディレクトリを除外することができます。
[FileList] ExcludePattern=\.svn,\.cvs
パターンは、文字列の中間部分に .svn や .cvs を含むファイル名またはディレクトリと一致しません。
.bak または .msi で終わるパスの除外
.bak または .msi で終わる任意のパスを除外することができます。
[FileList] ExcludePattern=*.bak,*.msi