AllowExternalProcessModifications パラメータは、キャプチャされたアプリケーションがネイティブ プロセスに書き込むことができるかどうかを決定します。一部の仮想化アプリケーションでは、ネイティブ アプリケーションを操作する方法が必要です。

ThinApp では、キャプチャされたアプリケーションが自身をネイティブ アプリケーションに挿入する試みがすべてブロックされます。同じサンドボックス内で実行中の仮想アプリケーションに対しては、キャプチャされたアプリケーションは自身を挿入できます。ThinApp では、Package.ini ファイルにデフォルトのパラメータが表示されません。

ThinApp によって、ネイティブ アプリケーションへのキャプチャされたアプリケーションの挿入がブロックされると、Log Monitor によって、AllowExternalProcessModifications パラメータを参照するトレース ログが生成されます。

仮想プロセスからネイティブ プロセスへの書き込み操作のサポート

Package.ini ファイルに AllowExternalProcessModifications パラメータを追加して、仮想プロセスからネイティブ プロセスへの書き込み操作をサポートすることができます。たとえば、テキストを音声化するには、音声認識アプリケーションが自身をネイティブ アプリケーションに挿入する必要があります。

[BuildOptions]
AllowExternalProcessModifications=1