Application Sync ユーティリティは、展開された仮想アプリケーションを最新の状態に維持します。アプリケーションが起動すると、Application Sync ユーティリティは Web サーバにクエリして、パッケージの更新バージョンが使用可能かどうかを判断します。使用可能な更新がある場合は、ThinApp により既存のパッケージと新しいパッケージの差分がダウンロードされ、パッケージの更新バージョンが構築されます。
Application Sync ユーティリティは、バックグラウンドで更新をダウンロードします。引き続き古いバージョンのアプリケーションを使用できます。ダウンロードが完了する前にユーザーがアプリケーションを終了すると、仮想アプリケーションが再起動したときにダウンロードが再開されます。ダウンロード完了後、アプリケーションが次回起動したときに、ThinApp によって新しいバージョンが有効化されます。
すべての Application Sync パラメータを有効にするには、AppSyncURL パラメータのコメントを解除する必要があります。以下のエントリは、Application Sync パラメータのデフォルト設定です。
AppSyncURL=https://example.com/some/path/PackageName.exe AppSyncUpdateFrequency=1d AppSyncExpirePeriod=30d AppSyncWarningPeriod=5d AppSyncWarningFrequency=1d AppSyncWarningMessage=This application will become unavailable for use in AppSyncWarningPeriod days if it cannot contact its update server. Check your network connection to ensure uninterrupted service AppSyncExpireMessage=This application has been unable to contact its update server for AppSyncExpirePeriod days, so it is unavailable for use. Check your network connection and try again AppSyncUpdatedMessage= AppSyncClearSandboxOnUpdate=0