SandboxCOMObjects パラメータは、物理環境のアプリケーションから仮想アプリケーションがランタイム時に登録した COM オブジェクトにアクセスできるかどうかを示します。
ThinApp では、物理環境のネイティブ アプリケーションから仮想アプリケーションが登録する COM オブジェクトにアクセスできないように初期値が設定されています。ThinApp は、仮想アプリケーションが登録する COM オブジェクトをサンドボックスに置きます。
サンドボックス外で登録された COM オブジェクトが認識されるようにする
SandboxCOMObjects パラメータを変更して、仮想アプリケーションが登録する COM オブジェクトをサンドボックス外でも認識できるように設定することができます。
たとえば、ネイティブ Microsoft Office 2003 と仮想 Microsoft Office 2007 をインストールし、Microsoft Word を起動して、文書を開き、変更し、保存するようなカスタムのメール マージ プログラムをネイティブ環境で実行する場合は、仮想 Microsoft Word が実行されていると Microsoft Word 2007 文書を生成できます。ネイティブ アプリケーションは、仮想アプリケーションから COM オブジェクトにアクセスできます。
SandboxCOMObjects=0