仮想化するアプリケーションをインストールすると、セットアップ キャプチャ ウィザードによってシステムが再スキャンされ、元のシステム イメージと比べた変更が評価されます。
前提条件
仮想化するアプリケーションをインストールする前に、システムのプリスキャンを実行します。
手順
- [アプリケーションのインストール] ウィンドウが表示されたら、セットアップ キャプチャ ウィザードを最小化して、キャプチャするアプリケーションをインストールします。
たとえば、
Firefox Setup 2.0.0.3.exe をダブルクリックして、Firefox をインストールします。
- (オプション) インストール後にアプリケーションを再起動する必要がある場合は、システムを再起動します。このプロセスにより、セットアップ キャプチャ ウィザードが再起動されます。
- (オプション) Internet Explorer をキャプチャする場合は、[アプリケーションのインストール] ウィンドウで [Internet Explorer] をクリックし、追加のステップを完了してから、ブラウザをインストールします。
- (オプション) Windows XP で Internet Explorer 6 をキャプチャする場合は、『ThinApp ユーザー ガイド』の「Windows XP での Internet Explorer 6 のキャプチャ」を参照してください。
- (オプション) 具体的なセキュリティ設定や特定のホームページを使用する場合など、企業のポリシーに準拠する際に必要な構成上の変更を行います。
この時点で構成を変更しない場合は、各ユーザーが変更を行う必要があります。
- (オプション) セットアップ キャプチャ ウィザードで作業を続ける前に、アプリケーションを起動し、すべてのメッセージに応答して情報を確認します。
この時点でメッセージに応答しない場合は、アプリケーションを使用する各ユーザーが初回の起動時に応答する必要があります。
- アプリケーションを終了します。
- セットアップ キャプチャ ウィザードを最大化し、[ポストスキャン (Postscan)] をクリックしてコンピュータ上で次のスキャンを続けた後、[OK] をクリックして、ポストスキャン操作を確定します。
結果
ThinApp は、最初のベースライン イメージとこのイメージとの差分を、仮想ファイル システムおよび仮想レジストリに保存します。
次のタスク
エントリ ポイントを仮想環境へのショートカットとして定義します。