キャプチャ プロセスには、プライマリ データ コンテナ、MSI パッケージ、および実行可能パッケージの圧縮の初期設定が含まれます。
手順
- [パッケージの設定] ウィンドウで、実行可能ファイルのエントリ ポイントに基づき、リストからプライマリ データ コンテナを選択します。
- プライマリ コンテナのサイズが 200 MB 未満の場合は、ThinApp によって .exe ファイルがプライマリ コンテナとして作成されます。Firefox などの小規模なアプリケーションの場合、どの .exe ファイルでもメイン データ コンテナとして機能します。
- プライマリ コンテナのサイズが 200 MB を超えている場合、ThinApp によって .dat ファイルがプライマリ コンテナとして作成されます。これは、Windows XP および Windows 2000 ではサイズが大きい .exe ファイルのショートカット アイコンが表示されないためです。.dat ファイルとともに、サイズが小さい .exe ファイルを別個に生成すると、問題が修正されます。
- プライマリ コンテナのサイズが 200 MB から 1.5 GB の間の場合、デフォルトの .dat ファイルを上書きするための .exe ファイルを選択しない限り、ThinApp によってデフォルトの .dat ファイルが作成されます。
- (オプション) プライマリ コンテナのサイズが 200 MB から 1.5 GB の間で、デフォルトの .dat ファイルを上書きするための .exe ファイルを選択した場合は、生成された警告は無視してください。
.exe ファイルを選択すると、すべてのアプリケーションが正常に動作するようになりますが、アイコンが正しく表示されない可能性があります。
- (オプション) プライマリ データ コンテナを選択できない場合は、プライマリ データ コンテナ名を入力して、.dat ファイルを生成します。
アプリケーション同期ユーティリティを使用してキャプチャされたアプリケーションを更新する予定の場合、ThinApp はそのプロセスでプライマリ データ コンテナ名を使用します。複数のバージョンのアプリケーションで同じ名前を使用する必要があります。リストから同じプライマリ データ コンテナ名を選択できない可能性があります。たとえば、Microsoft Office 2003 および Microsoft Office 2007 には、共通のエントリ ポイント名がありません。
- (オプション) [MSI パッケージの生成 (Generate MSI package)] チェック ボックスを選択し、MSI ファイル名を変更します。
- (オプション) USB デバイスなどの場所に対して小さめの実行可能パッケージを作成するには、[仮想パッケージの圧縮 (Compress virtual package)] チェック ボックスを選択します。
- [保存 (Save)] をクリックします。