ExternalDLLs パラメータは、Windows に仮想ファイル システムから特定の DLL ファイルを強制的にロードさせることができます。

ThinApp が設定する初期値では、仮想ファイル システムから DLL ファイルをロードし、物理ファイル システム上の DLL ファイルのロード プロセスを Windows に渡すことになります。状況によっては、Windows が仮想ファイル システムに DLL ファイルをロードする必要があります。Windows フックを使用して他のプロセスに自身を挿入する DLL ファイルがある場合があります。フックを実装する DLL ファイルは、ホスト ファイル システムで使用可能であり、Windows によってロードされる必要があります。ExternalDLLs パラメータで DLL ファイルを指定すると、ThinApp は仮想ファイル システムからサンドボックスにファイルを抽出し、そのファイルをロードするように Windows に指示します。

仮想ディクテーション ソフトウェアは、DLL 間で情報を渡すネイティブ アプリケーションと連動する可能性のあるソフトウェアの一種です。ThinApp は、ローカル アプリケーションが DLL と確実に通信できるように、仮想環境内の DLL のロードを Windows に渡すことができます。

ExternalDLLs パラメータは、仮想ファイル システム内の他の DLL ファイルに依存する DLL ファイルをサポートしていません。この場合、Windows はその DLL ファイルをロードできません。

Windows に対する仮想ファイル システムからの DLL ファイルのロードの強制

ExternalDLLs パラメータを変更して、Windows に inject.dll および injectme2.dll を仮想ファイル システムから強制的にロードさせることができます。

[BuildOptions]
ExternalDLLs=inject.dll;injectme2.dll