Shortcut パラメータは、ショートカット実行可能ファイルが仮想ファイル システムと仮想レジストリを含むプライマリ データ コンテナを指すように指定します。プライマリ データ コンテナには ReadOnlyData エントリが含まれており、他のエントリ ポイントには Shortcut エントリが含まれているため、プライマリ データ コンテナを Package.ini ファイルの他のエントリ ポイントと区別できます。
アプリケーションを起動できるように、ショートカット実行可能ファイルは、プライマリ データ コンテナ ファイルが保存されているディレクトリに存在する必要があります。プライマリ データ コンテナの詳細については、
ReadOnlyData パラメータを参照してください。
注:
Shortcut パラメータの値は変更しないでください。ThinApp は、キャプチャ中にプライマリ データ コンテナを検出します。
アプリケーションの実行可能ファイルを指す
ThinApp では、ショートカット実行可能ファイル AcroRd32.exe がプライマリ データ コンテナ ファイルである Adobe Reader 8.exe パラメータを指すように指定できます。
[AcroRd32.exe] Shortcut=Adobe Reader 8.exe Source=%ProgramFilesDir%\Adobe\Reader 8.0\Reader\AcroRd32.exe
ThinApp では、ショートカット実行可能ファイル
Microsoft Office Word 2007.exe がプライマリ データ コンテナ ファイルである
Microsoft Office Enterprise 2007.dat を指すように指定できます。
[Microsoft Office Word 2007.exe] Source=%ProgramFilesDir%\Microsoft Office\Office12\WINWORD.EXE Shortcut=Microsoft Office Enterprise 2007.dat