一元化モードまたは分散モードのいずれかを使用して、同じ ThinApp パッケージを展開できます。

ThinApp では、環境変数を使用して、別のサンドボックスの場所を動的に設定できます。特定の展開モードのパラメータを変更する必要はありません。

一元化モードでは、アプリケーション パッケージが中央のファイル共有に格納されるため、 アプリケーション パッケージをより効率的に管理および更新できます。アプリケーション パッケージがユーザーにストリーミングされるため、個々のデスクトップではディスク容量が使用されません。ログイン スクリプトで thinreg.exe ユーティリティを使用して、デスクトップ ショートカットを作成したり、ショートカットやファイル タイプの関連付けなどの登録を自動化したりすることができます。このモードでは、大規模なアプリケーション パッケージをネットワーク経由で配布する必要はありません。

分散モードでは、アプリケーション パッケージ データは圧縮状態で保存されるため、ディスク占有量が削減されます。各アプリケーションパッケージの組み込みの ThinApp ランタイムは、約 600 KB です。分散モードでは、ネットワーク接続は必要ありません。既存のサードパーティ製ソフトウェア展開ソリューション(SDS)または Active Directory を使用して、ユーザー デバイスに配布することができます。