DllNamesMap パラメータは、短いファイル名と対応する長いファイル名が一致しないために、仮想アプリケーションが正常に動作しない場合に使用されます。このパラメータを使用して、ファイルの短縮名をファイルの長い名前にマッピングすることができます。
ネイティブ アプリケーションが存在しない場合、オペレーティング システムはファイルの短縮名を長い(または完全な)ファイル名に変換することができません。長い名前は、パッケージに保存されたファイルの名前です。パラメータ内の各マッピングはコロンで区切られており、別のマッピングはセミコロンで区切られています。
このパラメータは、Package.ini の General Purpose Parameters
セクションに追加できます。
たとえば、仮想アプリケーションでは、
shortn~1.dll および
shortn~2.dll のような短縮ファイル名が格納され使用されます。これらのファイルの長いファイル名は、それぞれ
fullname1.dll、
fullname2.dll になります。短縮ファイル名を対応する長いファイル名にマッピングするには、
DllNamesMap パラメータを次のように使用する必要があります。
DllNamesMap=shortn~1.dll:fullname1.dll; shortn~2.dll:fullname2.dll