取り外し可能デバイス(フロッピー ドライブ、DVD/CD-ROM ドライブ、ISO イメージ、USB デバイス、サウンド アダプタ、ネットワーク アダプタなど)を接続および切断できます。

始める前に

仮想デバイスを接続または切断するためにコマンドをスクリプトで実行する場合に、終了コードを把握しておく必要がある場合は、VMware Tools 構成ユーティリティの終了コード を参照してください。

このタスクについて

  • 一部のデバイスは、ホストとゲスト OS 間、または 2 つのゲスト OS 間で共有できない。たとえば、物理 CD-ROM ドライブにアクセスできる仮想マシンまたはホストは、一度に 1 台だけです。

  • デバイスを接続および切断するためのコントロールは、システム管理者が無効にしているかどうかによって、使用できないことがあります。

構成ユーティリティを実行して、仮想デバイスを接続および切断できます。セキュリティ上の理由から、この機能はデフォルトでは無効です。デバイスを接続または切断するには、まず構成ファイルの設定を変更する必要があります。

手順

  1. デバイスの接続または切断を許可するように仮想マシンを設定します。
    1. テキスト エディタで仮想マシンの構成ファイル(.vmx)を編集します。
    2. 以下のプロパティがリストにない場合は、それらのプロパティを追加して FALSE に設定します。
      isolation.device.connectable.disable = "FALSE"
      isolation.device.edit.disable = "FALSE"
    3. ファイルを保存して閉じます。
  2. ゲスト OS でコマンド プロンプトまたはターミナルを開きます。
  3. VMware Tools のインストール ディレクトリに移動します。

    オペレーティング システム

    デフォルトのパス

    Windows

    C:\Program Files\VMware\VMware Tools

    Linux および Solaris

    /usr/sbin

    FreeBSD

    /usr/local/sbin

    Mac OS X

    /Library/Application Support/VMware Tools

  4. utility-name device list」と入力して、利用可能なデバイスを一覧表示します。

    utility-name には、ゲスト固有のアプリケーション名を使用します。

    オペレーティング システム

    ユーティリティ名

    Windows

    VMwareToolboxCmd.exe

    Linux、Solaris、および FreeBSD

    vmware-toolbox-cmd

    Mac OS X

    vmware-tools-cli

  5. (オプション) : 次のコマンドを入力して、デバイスが接続されているかどうかを確認します。
    utility-name device status device-name

    device-name には、list サブコマンドを使用したときに表示された名前の 1 つを使用します。

  6. 次のコマンドを入力して、デバイスを接続または切断します。
    utility-name device device-name subcommand

    オプション

    操作

    device-name

    list サブコマンドの使用時に表示されたいずれかの名前を使用します。

    subcommand

    enable または disable を使用します。

タスクの結果

これで、指定したとおりにデバイスが接続または切断されます。