メジャー バージョンの 10.1.0 以降では、VMware Tools のインストールおよびアップグレードを、より簡単に、拡張性の高い方法で行えるようになりました。新しくなった Linux Tools を再起動なしでアップグレードできます。オペレーティング システム固有パッケージ (OSP) のアップグレードをサポートします。また、ユーザー インターフェイス経由で取得できるバージョン レポートや、API およびユーザー インターフェイス経由で取得できるステータス レポートが強化されました。このバージョンのリリースでは、複数の機能強化、ドライバに関連する強化、新しいゲスト OS のサポートが追加されています。オフライン バンドル、および SCCM との統合による VMware Tools の配布およびアップグレードを通して、VMware Tools 10.2.0 はライフサイクル管理に対するいくつかの機能改善を実現しています。

  • VMware Tools VIB のオフライン バンドルは、vSphere Update Manager を使用して vSphere 5.5.x、6.0.x および 6.5.x リリースにインストールできます。
  • Microsoft System Center Configuration Manager (SCCM) は、エンタープライズ全体の Windows アプリケーションのデプロイを管理するために使用され、VMware Tools のデプロイに使用できます。詳細については、「SCCM を使用した VMware Tools のデプロイ」を参照してください。

VMware Tools とゲスト OS のマッピング

以前のバージョンでは、VMware Tools の ISO イメージは ESXi のイメージと合わせて提供されていました。これらの ISO イメージは、ESXi の ProductLocker パーティションに展開されました。しかし、ProductLocker の領域には限りがあるため、このアプローチには問題がありました。この領域制限に対処するため、ESXi には windows.isolinux.iso、および winPreVista.iso のみがバンドルされています。その他の ISO イメージは https://myvmware.com からダウンロード可能で、tools-light vib の ESXi には含まれていません。提供が終了したいくつかのゲスト OS 向けの ISO イメージは凍結されています。

表 1. VMware Tools によるゲスト OS のサポート
ISO イメージ サポートされているゲスト OS 使用可能なバージョン
windows.iso Windows Vista 以降 10.2.0
linux.iso glibc バージョン 2.5 以降を含む Linux ゲスト OS 10.2.0
darwin.iso バージョン 10.11 以降の Mac OS 10.2.0
solaris.iso Solaris オペレーティング システム 10.2.0
表 2. VMware Tools による凍結されたゲスト OS のサポート
ISO イメージ サポートされているゲスト OS VMware Tools のバージョン
winPre2k.iso Windows 2000 より前のバージョン 7.7.0
netware.iso NetWare オペレーティング システム 8.1.0
winPreVista.iso Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003 10.0.12
linuxPreGLibc25.iso RHEL 5 および SLES 11 より前のバージョンの Linux ゲスト OS と、バージョン 2.5 より前の glibc を使うその他のディストリビューション 10.0.12
darwinPre15.iso 10.10.x より前の Mac OS 10.0.12