Linux、Mac OS X、Solaris、および FreeBSD ゲスト OS の場合、仮想マシンの電源状態を変更するとき、スクリプトを記述してゲスト OS の操作を自動化できます。
Linux、Mac OS X、Solaris、および FreeBSD ゲスト OS の場合、スクリプトを記述して特定のディレクトリに保存し、VMware Tools でデフォルトのスクリプトに追加して独自のスクリプトを実行できます。パワーオンおよびレジューム操作の場合、デフォルトのスクリプトはカスタム スクリプトの前に実行されます。サスペンドおよびパワーオフ操作の場合、デフォルトのスクリプトはカスタム スクリプトの後に実行されます。そのため VMware Tools では、カスタム スクリプトの処理の完了後のみにサービスが停止され、カスタム スクリプトでサービスが使用される前にサービスがリストアされます。
スクリプトは、VMware Tools Service またはデーモン(vmtoolsd)によって実行されます。vmtoolsd は、Linux、Solaris、および FreeBSD では root として実行されるため、ログインしているユーザーのセッションとは別のセッションでスクリプトが実行されることになります。VMware Tools デーモンはデスクトップ セッションを検出しません。つまり、このデーモンはグラフィカル アプリケーションを表示できません。カスタム スクリプトを使用してグラフィカル アプリケーションを表示しようとしないでください。
前提条件
- デフォルトの VMware Tools スクリプトについてよく理解してください。VMware Tools のデフォルト スクリプトを参照してください。
- Linux、Mac OS X、Solaris、および FreeBSD ゲスト OS の場合、スクリプトをテストまたは編集するか、実行を無効にするには、root ユーザーとしてログインします。
- コマンドをスクリプトで実行する場合で、終了コードが必要な場合は、VMware Tools 構成ユーティリティの終了コードを参照してください。
手順
結果
指定された電源操作が行われると、VMware Tools サービスはスクリプトを実行します。