VMware Tools Service は、ゲスト OS を起動したときに開始されます。このサービスは、ホストとゲスト OS との間で情報を渡します。
[VMware Alias Manager およびチケット サービスまたは VGAuthService]:taskmgr の VGAuthService は、vSphere Guest Operations に対する SAML ベースの認証をサポートします。guest.SAMLTokenAuthentication および vim.vm.guest.GuestOperationsManager を参照してください。
[VMware スナップショット プロバイダ サービス]:VMware スナップショット プロバイダ サービスは、VSS (Volume Shadow Copy Service) に対するファイル システムの凍結または解凍をサポートします。
注:これは、Windows ゲスト OS にのみ適用されます。
[VMware Tools デーモン サービス]:このアプリケーションはバック グラウンドで実行されます。これは、Windows ゲスト OS では vmtoolsd.exe、Mac OS X ゲスト OS では vmware-tools-daemon、Linux、FreeBSD、および Solaris ゲスト OS では vmtoolsd と呼ばれています。VMware Tools Service は、プラグインを使用して以下のタスクを実行します。
autohidpi
- Mac OS X ゲスト OS のゲスト画面の解像度を設定します。autoLogon
- 仮想マシンをパワーオンするときにゲスト OS のログインを回避します。autoUpgrade
- VMware Tools のアップグレード操作を処理します。bitMapper
- ゲスト OS が使用するディスク ブロックのビット マップを作成します。これは vMotion で使用されます。deployPkg
- ゲストのカスタマイズ操作を処理します。desktopEvents
- スクリーン/X11 の変更に基づいて VMware Tools ユーザー サービスを開始または停止します。注:これは、VMware Tools ユーザー サービス プラグインです。
disableGuestHibernate
- ゲスト OS でハイバネーションのオプションを無効にします。diskWiper
- 未使用のゲスト ディスク ブロックを解放して、ハイパーバイザーによって再利用できるようにします。dndcp
- ドラッグ アンド ドロップおよびコピー アンド ペーストの操作。ゲスト OS とホストまたはクライアントのデスクトップの間で、テキスト、グラフィック、およびファイルのコピー アンド ペーストを可能にします。これは、VMware Tools ユーザー サービス プラグインです。guestInfo
- ゲスト情報と統計を収集してハイパーバイザーに報告します。hgfsServer
- ファイル転送、ドラッグ アンド ドロップ、および VMware Tools のアップグレード操作のための HGFS サーバ。hgfsUsability
- HGFS フォルダを特別なユーザー フォルダにマッピングする処理を行い、デスクトップに HGFS リンクを追加します。hwUpgradeHelper
- 仮想ハードウェアのアップグレードによる変更を処理します。powerOps
- ゲストのグレースフル シャットダウンと再起動、および電源操作のためのスクリプトの実行を処理します。resolutionKMS
- ゲスト ユーザー インターフェイス トポロジと vmwgfx drm(ダイレクト レンダリング マネージャ)ドライバの通信を処理します。注:このプラグインは、Linux 専用です。
resolutionSet
-vmwgfx drm
(ダイレクト レンダリング マネージャ)ドライバが利用できない場合のゲスト画面のサイズ変更を処理します。timeSync
- パワーオン時または再開時に、ゲスト クロックをホスト クロックに同期させます。vmbackup
- 静止スナップショットの操作中にファイル システムの凍結および解凍を処理します。vmtray
- VMware Tools のトレイ アイコンとポップアップ メニューを提供します。注:これは、VMware Tools ユーザー サービス プラグインです。
vsep
- NSX ファイルとネットワーク イントロスペクションを管理します。vix
- ファイル、プロセス、およびレジストリに関連するゲスト操作を処理します。