更新日:2019 年 8 月 23 日

VMware Tools | 2018 年 11 月 1 日 | ビルド 10430147

各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • VMware Tools 10.3.5 は次のゲスト OS をサポートしています。
    • windows.iso は Windows Vista 以降をサポートします。 
      • VMware Tools 10.3.5 には Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージ バージョン 14.0 が必要で、このバージョンとともに出荷されます。VMware Tools 10.3.5 をインストールするためにシステムを準備する場合、前提条件として Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージがシステムにインストールされている必要があります。VMware Tools 10.3.5 のインストールまたはアップグレードは、前提条件を満たしていない Windows バージョンではサポートされません。VMware Tools 10.3.5 の前提条件を満たすため、パッチを提供するか Windows OS をアップデートするまで、引き続き VMware Tools 10.2.x 以前を使用する必要があります。 
      • Windows OS レベルの前提条件
        • Windows Server 2019
        • Windows Server 2016
        • Windows 10
        • Windows Server 2012
        • Windows 8
        • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1)
        • Windows 7 SP1
        • Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2)
        • Windows Vista SP2
        • Microsoft Update KB2919355 が適用された Windows Server 2012 R2
        • Microsoft Update KB2919355 が適用された Windows 8.1
    • linux.iso:Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5 以降、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 以降、Ubuntu 12.04 以降の Linux ゲスト OS をサポートします。バージョン 2.5 以降の glibc を使うその他のディストリビューションもサポートします。
    • darwin.iso:Mac OS X バージョン 10.11 以降をサポートします。
    • solaris.iso:Solaris バージョン 10 以降をサポートします。
  • 解決した問題:本リリースの VMware Tools で解決された問題は、本リリース ノートの「解決した問題」に記載されています。

VMware Tools の以前のリリース

  • VMware Tools の以前のリリースについては、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。

ご使用前の注意事項

提供が終了したいくつかのゲスト OS 向けの VMware Tools の ISO イメージは凍結されています。いくつかの ISO イメージは、tools-light VIB では ESXi と合わせて提供されません。詳細については、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。VMware Tools のすべての ISO イメージは、http://my.vmware.com からダウンロードできます。

VMware Tools for Windows:32 ビットおよび 64 ビットのインストーラ実行ファイル (.exe) をダウンロードできます。これらのファイルは、Windows ゲスト OS で VMware Tools のインストールやアクセスを簡単にするために提供されています。

ESXi 5.5 Update 3b 以降へのアップグレードに関する重要なお知らせ

互換性に関する問題の解決方法および一般的なガイドライン旧バージョンの Horizon View Agent を使用して、ESXi ホストを ESXi 5.5 Update 3b または ESXi 6.0 Update 1 以降にアップグレードするときは、ナレッジベースの記事を参照してください。

利用可能な言語

VMware Tools 10.3.5 は、次の言語で使用可能です。

  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • スペイン語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • 簡体字中国語
  • 繁体字中国語

製品サポートに関する注意事項

VMware Tools の Windows Vista 以前の ISO イメージは ESXi に含まれていません。Windows Vista 以前の ISO イメージは必要に応じてダウンロードすることができます。ダウンロードの詳細については、製品のダウンロード ページを参照してください。

機能サポート終了日に関する注意事項

  • Common Agent Framework (CAF) のサポートは、VMware Tools の次回のメジャー リリースでは削除されます。
  • VMware Tools 10.3.5 は、tar ツールおよび OSP のサポートを凍結します。 
    VMware Tools 10.3.5 に付属の tar ツール (linux.iso) と OSP は引き続きサポートされます。ただし、VMware Tools 10.3.5 以降のリリースに含まれるのは重大なセキュリティの修正のみです。これらのタイプの VMware Tools (tar ツールおよび OSP) には新しい機能サポートは含まれていません。open-vm-tools をサポートするオペレーティング システムでは、open-vm-tools を使用することをお勧めします。それぞれのタイプの VMware Tools の詳細については、https://blogs.vmware.com/vsphere/2016/02/understanding-the-three-types-of-vm-tools.htmlを参照してください。

互換性について

  • VMware Tools のバージョン 10.2.0 以降では、FreeBSD に対する Perl スクリプト ベースの VMware Tools のインストールを終了しました。FreeBSD システムは FreeBSD パッケージ リポジトリから直接入手できる open-vm-tools パッケージからのみがサポートされます。open-vm-tools 10.1.0 以降の FreeBSD パッケージは、FreeBSD パッケージ リポジトリから入手できます。

ゲスト OS のカスタマイズ サポート

ゲスト OS カスタマイズ サポート マトリックス』では、カスタマイズ サポート対象のゲスト OS について詳細に説明しています。

相互運用性マトリックス

VMware 製品の相互運用性マトリックスでは、VMware 製品の現在のバージョンと以前のバージョンとの互換性について、詳細に説明しています。 

本リリースのインストールとアップグレード

VMware Tools は、製品のダウンロード ページからダウンロードできます。

VMware Tools のオペレーティング システム固有パッケージは、http://packages.vmware.com/tools/releases/index.html からダウンロードできます。OSP のインストールの詳細については、『Operating System Specific Packages 向け VMware Tools のインストール ガイド』を参照してください。

VMware Tools のインストール手順は、お使いの VMware 製品およびインストールしているゲスト OS によって異なります。通常の VMware 製品に VMware Tools をインストールする一般的な手順については、「General VMware Tools installation instructions (1014294)」を参照してください。productLocker が共有データストアを参照するように設定する方法については、ナレッジベースの記事 KB 2004018 を参照してください。

VMware Tools のインストール、アップグレード、構成に関する個別の手順については、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。

注意:

9.4 より前のバージョンの VMware Tools を使用している場合、特定のアップグレード ガイドラインについては、VMware Tools 10.1.0 リリース ノートを参照してください。

VMware Tools によってインストールされる Windows ゲスト ドライバ

VMware Tools 10.3.5 は、Windows ゲスト OS で次のドライバ バージョンをサポートしています。

ドライバ VMware Tools 10.3.5
ハードウェア ドライバ
vmci

9.8.6.0

vsock

9.8.12.0

pvscsi

1.3.10.0

wddm

8.16.01.0020

xpdm

12.1.8.0

vmxnet3

1.8.3.1

vmxnet2

2.2.0.0

vmmouse

12.5.7.0

vmusbmouse

12.5.7.0

vmaudio

5.10.0.3506

efifw 1.0.0.0
ソフトウェア ドライバ
vmrawdsk.sys

1.1.1.0

vmmemctl.sys

7.4.2.0

vmhgfs.sys

11.0.34.0

vsepflt.sys

10.3.5.0

vnetflt.sys

10.3.0.0

vnetWFP.sys 

10.3.0.0 

glgxi.sys

1.3.2.0
(Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、および Windows Server 2016)

セキュリティ DLL
vmwsu.dll 2.0.0.0

解決した問題

  • バージョン 6.7 以前の vSphere ホストで Linux ゲストの静止スナップショットを実行しているときに、VMware Tools が警告メッセージを記録する。

    VMware Tools が次のような警告メッセージを記録する。

    [<date><time>] [ warning] [vmbackup] Failed to send vmbackup event: vmbackup.eventSet req.genericManifest 0 /etc/vmware-tools/quiesce_manifest.xml, result: Error processing event.

    [<date><time>] [ warning] [vmbackup] Error trying to send VMBACKUP_EVENT_GENERIC_MANIFEST

    警告メッセージはデフォルトで、または vmsvc.level が tools.conf ファイルで警告以上のレベルに設定されている場合にログに記録されます。これは純粋にログの問題であり、これらのメッセージが表示されても静止スナップショットが機能することに注意してください。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。この警告メッセージは内容を明確にするために書き換えられ、静止スナップショットごとに記録されるのではなく、パワーオンまたは vMotion 後の最初の静止スナップショットでのみ記録されます。

  • CreateTemporaryFileInGuest/CreateTemporaryDirectoryInGuest が存在しないファイル パスを返す。

    ゲスト認証ユーザー名が <domain>\<user> に設定されていて、ユーザーのプロファイル ディレクトリがゲスト ファイル システムに存在しない場合、Win32 LoadUserProfile() は、ゲストの操作が開始するときに一時ユーザー プロファイル ディレクトリ「C:\Users\TEMP」を作成します。ゲストの操作が完了すると、Win32 UnloadUserProfile() はこのディレクトリとディレクトリ内の一時ファイルを削除します。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。CreateTemporaryFileInGuest/CreateTemporaryDirectoryInGuest は「C:\Windows\TEMP\xxxxxx」を返すようになりました。

  • VMware Tools のステータスは、OSP バージョン 10.3.0 の RHEL5、RHEL6 では実行していないことが報告される。

    VMware Tools のステータスは、OSP バージョン 10.3.0 の RHEL、RHEL6 では実行していないことが報告されます。

    <RHEL5>

    # ps -ef | grep tools

    root 5594 1 0 Aug23 ? 00:00:07 /usr/sbin/vmtoolsd
    ...

    # /etc/init.d/vmware-tools-services status

    vmtoolsd is not running

    # service vmware-tools-services status

    vmtoolsd is not running

    <RHEL6>

    # ps -ef |grep tools

    root 12682 1 0 Aug23 ? 00:00:48 /usr/sbin/vmtoolsd
    ...

    # /etc/vmware-tools/init/vmware-tools-services status

    vmtoolsd is not running

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

  • vRealize Operations クラスタでメモリ/ワークロードのパーセンテージ メトリックが過度に上昇する。

    VMware Tools によって提供されるゲスト統計「Guest | Page in rate per second」が、32 ビット Linux ゲストの 32 ビット符号なし整数のオーバーフローを適切に処理していません。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

  • Windows インストーラ UI で、ユーザーが CAF のインストールをスキップできない。

    ユーザーが Windows インストーラ UI で CAF のインストールをスキップできません。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

  • vmusr として実行している VMware Tools サービスが、VMware プラットフォーム上で実行していない Linux システムでクラッシュする。

    open-vm-tools をパッケージングし、VMware プラットフォームで実行していない Linux OS の Linux デスクトップ UI にログインすると、「/usr/bin/vmtoolsd -n vmusr」プロセスはコアダンプを生成します。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

  • JAVA 1.8 を使用している一部の JAVA アプリケーションが、VMware Tools 10.2.5 バージョンを使用している場合にクラッシュする

    VMware Tools 10.2.5 バージョンを使用している場合、JAVA 仮想マシンがクラッシュします。

    今回のリリースで、この問題は修正されました。

既知の問題

  • Ubuntu でドラッグ機能が動作しない

    簡易インストールを使用してインストールされた Ubuntu 16.04.4 の 32 ビット仮想マシンでは、ドラッグ機能が動作しません。また、同じシステムでコピー & ペーストに失敗することが確認されています。

    回避策:

    • Linux カーネル起動オプション modprobe.blacklist=vmwgfx を追加します。
    • より解像度を大きくするには、VMX ファイルから svga.guestBackedPrimaryAware = "TRUE" オプションを削除します。
  • 共有フォルダのマウントを Linux 仮想マシンで利用できない

    Linux 仮想マシンでパワーオフの状態で 「共有フォルダ」 機能を有効にすると、再起動時に共有フォルダのマウントを使用できなくなります。

    回避策:

    仮想マシンがパワーオンの場合、インターフェイスから 「共有フォルダ」 機能を一度無効にしてから有効にします。

    問題を永久的に解決するには、/etc/fstab を編集し、起動時に共有フォルダを自動的にマウントするためのエントリを追加します。

    たとえば、次の行を追加します。

    vmhgfs-fuse   /mnt/hgfs    fuse    defaults,allow_other    0    0

  • AppDefense ドライバ glxgi がイベント ビューアにエラーを記録する

    AppDefense ドライバ glxgi がイベント ビューアに次のようなエラーを記録します。

    「The glxgi service failed to start due to the following error: A device attached to the system is not functioning.」

    このイベントは、ゲストの整合性が無効になっているときに発生します。

    回避策:

    これらのイベントはシステムに影響を与えることはないので、無視しても問題ありません。

  • VMware Tools のブート起動ドライバ glxgi、pvscsi、vsepflt、および vsock によってイベント ビューア ドライバの警告が生成される 

    デバイス ガードとコード整合性ポリシーを「強制」に設定し、Microsoft Hyper-V と仮想化ベースのセキュリティが有効になっている、セキュアなブート仮想マシンを使用する場合、ドライバ glxgipvscsivsepflt、および vsock によって次のようなイベント ログの警告が生成されることがあります。

    Log Name:      Microsoft-Windows-CodeIntegrity/Operational
    Source:        Microsoft-Windows-CodeIntegrity

    Operational Log:

    Warnings 

    Event ID:      3083    
    Level:         Warning

    Description:
    Code Integrity determined kernel module system32\DRIVERS\vsock.sys that did not meet the WHQL requirements is loaded into the system.
    Check with the publisher to see if a WHQL compliant kernel module is available. 

    回避策:

    これらの警告は無視しても問題ありません。ドライバは通常の方法でロードされ動作します。

  • VMware Tools パッケージがインストールを完了できない

    setup コマンドを実行して VMware Tools をインストールすると、進行状況バーを示すダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、VMware Tools で使用される Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージのインストールの進行状況が表示されます。Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージのインストールが完了せず、通常の VMware Tools インストールのダイアログ ボックスが起動しません。

    VMware Tools のインストール ログは、次のようなパスの一時フォルダにあります。

     %temp%\vminst.log and %temp%\vmmsi.log

    この問題は、VMware Tools が Microsoft VC 2017 再頒布可能パッケージをインストールするときに、Microsoft Document Explorer 2008 パッケージがインストールされた Windows Vista Service Pack 2 オペレーティング システムで発生します。

    回避策:

    VMware Tools をインストールするには、次の手順を実行します。 

    1. Windows Vista Service Pack 2 オペレーティング システムから Microsoft Document Explorer 2008 パッケージをアンインストールします。 
    2. setup コマンドを再度実行して、VMware Tools をインストールまたはアップグレードします。
  • VMware Tools 10.3.0 へのアップグレード後にアプリケーションの起動に失敗する

    VMware Tools のインストール中またはインストール後に、アプリケーションが次のエラーで失敗します。
    The program can't start because msvcr71.dll is missing from your computer

    mfc71.dll, 90.dll で終わる DLL を使用すると、VMware Tools 10.3.0 へのアップグレード後に同様のメッセージが表示されることがあります。

    この問題は、失敗したサードパーティ製アプリケーションがインストール時にこれらの DLL に依存する参照カウントを追加しなかった場合に発生することがあります。

    回避策:

    • 71.dll で終わる Visual C++ ランタイム ファイルに依存するアプリケーションについては、VMware ナレッジベースの記事 KB 55513 を参照してください。
    • 90.Dll で終わる Visual C++ ランタイム ファイルに依存するアプリケーションについては、「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)」を参照してください。

    どちらの場合も、Visual C++ ランタイム インストーラはアップグレード前またはアップグレード後に実行できます。

  • VMware Tools 10.3.0 のインストールまたはアップグレードに時間がかかり、Windows OS の再起動が必要になる場合がある

    インストール プロセスが進行中の可能性があり、次のようなメッセージが表示されます。
    "Preparing 'VMware Tools' for installation..."

    このプロセス中に、ユーザーはオペレーティング システムを再起動するように要求されることがあります。 

    回避策:

    詳細については、VMware ナレッジベースの記事 55798 を参照してください。

  • dndcp、desktopevents、および resolutionSet のサポートが SLE11 で機能しない。

    dndcp、desktopevents、および resolutionSet 機能は、最近の GTK ツールキットの更新のため、SLE11 では機能しません。

    回避策:

    UI でこれらの機能が必要な場合は、VMware Tools 10.2.5 リリースを使用することをお勧めします。

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