更新日:2019 年 9 月 19 日

VMware Tools | 2019 年 9 月 19 日 | ビルド 14549434

各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • Microsoft Update サービスとの統合を強化しました。最新版のドライバ (pvscsi、vmxnet3、および vmci) が、ドライバ発行処理が完了次第、Windows Server 2016 以降で使用するサービスと同じサービスを通して利用可能になります。 
  • VMware Tools ドライバのコンパイラを Microsoft Visual Studio 2017 にアップグレードしました。
  • VMware Tools 11.0.0 リリース以降、VMware Tools が MacOS 10.14.5 用として承認されました。
  • AppDefense の追加ドライバのサポートが追加されました。これにより、再起動せずに AppDefense ゲスト モジュールをアップグレードできるため、システムの保護をそのまま維持できます。詳細については、VMware AppDefense と VMware Tools の統合を参照してください。
  • ゲスト内の実行中のアプリケーションに関する情報を公開するための appInfo を追加しました。詳細については、VMware Tools Service を参照してください。
  • ゲスト管理者が自動アップグレードを制御し、機能を追加または削除する機能を追加しました。詳細については、自動アップグレードおよびコンポーネントのインストールまたは削除の構成を参照してください。
  • WDDM 1.1 ドライバに対する GDI ハードウェア アクセラレーションのサポートを追加しました。
  • 管理を容易にするためのサンプルの tool.conf を提供しています。詳細については、構成ファイルの場所を参照してください。
  • 解決した問題:本リリースの VMware Tools で解決された問題は、本リリース ノートの「解決した問題」に記載されています。

VMware Tools の以前のリリース

  • VMware Tools の以前のリリースについては、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。

ご使用前の注意事項

  • VMware Tools 11.0.0 は次のゲスト OS をサポートしています。
    • windows.iso は Windows Vista 以降をサポートします。 
      • VMware Tools 11.0.0 には Visual Studio 2015、2017 および 2019 向け Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが必要で、これらのバージョンとともに出荷されます。VMware Tools 11.0.0 をインストールするためにシステムを準備する場合、前提条件として Visual Studio 2015、2017 および 2019 向け Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージがシステムにインストールされている必要があります。VMware Tools 11.0.0 のインストールまたはアップグレードは、前提条件を満たしていない Windows バージョンではサポートされません。VMware Tools 11.0.0 の前提条件を満たすため、パッチを提供するか Windows OS をアップデートするまで、引き続き VMware Tools 10.2.x 以前を使用する必要があります。サポートされている最新の Visual C++ ダウンロードについては、Microsoft の更新 KB2977003 を参照してください。
      • Windows OS レベルの前提条件
        • Windows Server 2019
        • Windows Server 2016
        • Windows 10
        • Microsoft Update KB2919355 が適用された Windows Server 2012 R2
        • Microsoft Update KB2919355 が適用された Windows 8.1
        • Windows Server 2012 
        • Windows 8
        • Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1)
        • Windows 7 Service Pack 1 (SP1)
        • Windows Server 2008 Service Pack 2 (SP2)
        • Windows Vista Service Pack 2 (SP2)
    • darwin.iso:Mac OS X バージョン 10.11 以降をサポートします。
    • linux.iso の詳細については、VMware Tools 10.3.20 リリースノートを参照してください。
    • solaris.iso の詳細については、VMware Tools 10.3.10 リリース ノートを参照してください。
  • 提供が終了したいくつかのゲスト OS 向けの VMware Tools の ISO イメージは凍結されています。いくつかの ISO イメージは、tools-light VIB では ESXi と合わせて提供されません。詳細については、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。VMware Tools のすべての ISO イメージは、http://my.vmware.com からダウンロードできます。
  • VMware Tools for Windows:32 ビットおよび 64 ビットのインストーラ実行ファイル (.exe) をダウンロードできます。これらのファイルは、Windows ゲスト OS で VMware Tools のインストールやアクセスを簡単にするために提供されています。

ESXi 5.5 Update 3b 以降へのアップグレードに関する重要なお知らせ

互換性に関する問題の解決方法および一般的なガイドライン旧バージョンの Horizon View Agent を使用して、ESXi ホストを ESXi 5.5 Update 3b または ESXi 6.0 Update 1 以降にアップグレードするときは、ナレッジベースの記事を参照してください。

利用可能な言語

VMware Tools 11.0.0 は、次の言語で使用可能です。

  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • スペイン語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • 簡体字中国語
  • 繁体字中国語

製品サポートに関する注意事項

  • VMware Tools の Windows Vista 以前の ISO イメージは ESXi に含まれていません。Windows Vista 以前の ISO イメージは必要に応じてダウンロードすることができます。ダウンロードの詳細については、製品のダウンロード ページを参照してください。

機能サポート終了日に関する注意事項

  • VMware Tools の次回のリリースは、Windows Vista SP2 および Windows Server 2008 SP2 にはインストールできなくなります。
  • バルーン ドライバは、MacOS VMware Tools 11.0.0 から削除されています。
  • VMware Tools 11.0.0 リリースでは、Solaris ゲストのサポートを終了します。
  • VMware Tools 10.3.5 リリースに付属の tar ツール (linux.iso) と OSP は引き続きサポートされます。ただし、VMware Tools 10.3.5 以降のリリースに含まれるのは重大なセキュリティの修正のみです。これらのタイプの VMware Tools(tar ツールおよび OSP)には新しい機能のサポートは含まれていません。open-vm-tools をサポートするオペレーティング システムでは、open-vm-tools を使用することをお勧めします。それぞれのタイプの VMware Tools の詳細については、https://blogs.vmware.com/vsphere/2016/02/understanding-the-three-types-of-vm-tools.htmlを参照してください。

互換性について

  • VMware Tools のバージョン 10.2.0 以降では、FreeBSD に対する Perl スクリプト ベースの VMware Tools のインストールを終了しました。FreeBSD システムは FreeBSD パッケージ リポジトリから直接入手できる open-vm-tools パッケージからのみがサポートされます。open-vm-tools 10.1.0 以降の FreeBSD パッケージは、FreeBSD パッケージ リポジトリから入手できます。

ゲスト OS のカスタマイズ サポート

ゲスト OS カスタマイズ サポート マトリックス』では、カスタマイズ サポート対象のゲスト OS について詳細に説明しています。

相互運用性マトリックス

VMware 製品の相互運用性マトリックスでは、VMware 製品の現在のバージョンと以前のバージョンとの互換性について、詳細に説明しています。 

本リリースのインストールとアップグレード

VMware Tools は、製品のダウンロード ページからダウンロードできます。

VMware Tools のインストール手順は、お使いの VMware 製品およびインストールしているゲスト OS によって異なります。通常の VMware 製品に VMware Tools をインストールする一般的な手順については、「General VMware Tools installation instructions (1014294)」を参照してください。productLocker が共有データストアを参照するように設定する方法については、ナレッジベースの記事 KB 2004018 を参照してください。

VMware Tools のインストール、アップグレード、構成に関する個別の手順については、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。

VMware Tools によってインストールされる Windows ゲスト ドライバ

VMware Tools 11.0.0 は、Windows ゲスト OS で次のドライバ バージョンをサポートしています。

ドライバ VMware Tools 11.0.0
ハードウェア ドライバ
vmci

9.8.16.0

vsock

9.8.16.0

pvscsi

1.3.15.0

wddm

8.16.07.0000

xpdm

12.1.8.0

vmxnet3

1.8.16.0

vmxnet2

2.2.0.0

vmmouse

12.5.10.0

vmusbmouse

12.5.10.0

vmaudio

5.10.0.3506

efifw 1.0.0.0
ソフトウェア ドライバ
vmrawdsk.sys

1.1.5.0

vmmemctl.sys

7.5.4.0

vmhgfs.sys

11.0.40.0

vsepflt.sys

11.0.0.0

vnetflt.sys

11.0.0.0(カーネル モードのコード サイニング、Windows Vista および Windows 2008 のみ)

vnetWFP.sys 

11.0.0.0 

glgxi.sys

2.2.0.0

giappdef

2.2.0.0

セキュリティ DLL
vmwsu.dll

2.0.0.0

解決した問題

  • NSX ゲスト イントロスペクション ドライバがインストールされると、VMware Tools サービスが断続的にクラッシュする。  

    NSX ゲスト イントロスペクション ドライバがインストールされている場合、VMware Tools (vsepumc.dll) のユーザー モード コンポーネントが Windows 仮想マシンで断続的にクラッシュして、VMware Tools でのクラッシュを引き起こします。これは通常、リモート セッションが切断されている場合や、ゲスト仮想マシンがシャット ダウンした場合に発生します。 

    この動作は、VMware Tools 10.3.5 以降のバージョンで発生します。

    この問題の詳細については、KB 70543 を参照してください。  

    今回のリリースで、この問題は修正されました。 

既知の問題

  • 静止スナップショットを取得した後、Windows デバイス マネージャーでシャドウ コピー パーティション(ゴースト ボリューム)が作成される。

    GPT ディスクで静止スナップショットが取得されると、Microsoft シャドウ コピー パーティションが作成されます。

    回避策:

    シャドウ コピー パーティションは、VMware tools.conf ファイルにある次の構成を使用して削除できます。

    [vmbackup]
    deleteShadowCopyPartition=true

  • 任意のバージョンの open-vm-tools を使用している Linux 仮想マシンのゲストのサスペンドが、一部のバージョンの SELinux で失敗することがある。

    任意のバージョンの open-vm-tools を実行している Linux ゲストで、SELinux が有効になっている場合に、「ゲストのサスペンド」操作が停止し、最終的に失敗することがあります。

    このエラーにより、次のようになる可能性があります。
      - "Failed to suspend the virtual machine" というメッセージが表示される。
      - 何も起こらず、[ゲストのサスペンド] ボタンが再アクティブ化される。IPv4 接続を閉じることが可能になります。
      - 仮想マシンがレジュームされると、遅延サスペンドが発生しますが、IPv4 アドレスは失われる。

    30 秒を超える明らかな「停止状態」は、問題の兆候になります。

    詳細については、KB 74722 を参照してください。

    回避策:

    selinux-policy および selinux-policy-targeted パッケージを Linux ベンダーから入手可能な最新バージョンに更新します。  パッケージの更新が使用できない場合や、問題が解決しない場合は、次の回避策を検討してください。

    audit2allow コマンドを使用して、KB 74722 で概説されているようにローカルでロード可能な SELinux ポリシー モジュールを生成することにより、vmtools/NetworkManager のアクセス拒否の適用除外を作成します。

  • AppDefense ドライバ glxgi がイベント ビューアにエラーを記録する

    AppDefense ドライバ glxgi がイベント ビューアに次のようなエラーを記録します。

    「The glxgi service failed to start due to the following error: A device attached to the system is not functioning.」

    このイベントは、ゲストの整合性が無効になっているときに発生します。

    回避策:

    これらのイベントはシステムに影響を与えることはないので、無視しても問題ありません。

  • VMware Tools のブート起動ドライバ glxgi、pvscsi、vsepflt、および vsock によってイベント ビューア ドライバの警告が生成される 

    デバイス ガードとコード整合性ポリシーを「強制」に設定し、Microsoft Hyper-V と仮想化ベースのセキュリティが有効になっている、セキュアなブート仮想マシンを使用する場合、ドライバ glxgipvscsivsepflt、および vsock によって次のようなイベント ログの警告が生成されることがあります。

    Log Name:      Microsoft-Windows-CodeIntegrity/Operational
    Source:        Microsoft-Windows-CodeIntegrity

    Operational Log:

    Warnings 

    Event ID:      3083    
    Level:         Warning

    Description:
    Code Integrity determined kernel module system32\DRIVERS\vsock.sys that did not meet the WHQL requirements is loaded into the system.
    Check with the publisher to see if a WHQL compliant kernel module is available. 

    回避策:

    これらの警告は無視しても問題ありません。ドライバは通常の方法でロードされ動作します。

  • VMware Tools パッケージがインストールを完了できない

    setup コマンドを実行して VMware Tools をインストールすると、進行状況バーを示すダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、VMware Tools で使用される Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージのインストールの進行状況が表示されます。Microsoft Visual C++ 2017 再頒布可能パッケージのインストールが完了せず、通常の VMware Tools インストールのダイアログ ボックスが起動しません。

    VMware Tools のインストール ログは、次のようなパスの一時フォルダにあります。

     %temp%\vminst.log and %temp%\vmmsi.log

    この問題は、VMware Tools が Microsoft VC 2017 再頒布可能パッケージをインストールするときに、Microsoft Document Explorer 2008 パッケージがインストールされた Windows Vista Service Pack 2 オペレーティング システムで発生します。

    回避策:

    VMware Tools をインストールするには、次の手順を実行します。 

    1. Windows Vista Service Pack 2 オペレーティング システムから Microsoft Document Explorer 2008 パッケージをアンインストールします。 
    2. setup コマンドを再度実行して、VMware Tools をインストールまたはアップグレードします。
  • VMware Tools 10.3.0 のインストールまたはアップグレードに時間がかかり、Windows OS の再起動が必要になる場合がある

    インストール プロセスが進行中の可能性があり、次のようなメッセージが表示されます。
    "Preparing 'VMware Tools' for installation..."

    このプロセス中に、ユーザーはオペレーティング システムを再起動するように要求されることがあります。 

    回避策:

    詳細については、VMware ナレッジベースの記事 55798 を参照してください。

  • Ubuntu でドラッグ機能が動作しない

    簡易インストールを使用してインストールされた Ubuntu 16.04.4 の 32 ビット仮想マシンでは、ドラッグ機能が動作しません。また、同じシステムでコピー & ペーストに失敗することが確認されています。

    注意:この問題は、VMware Workstation および VMware Fusion で実行されている VMware Tools で発生します。

    回避策:

    • Linux カーネル起動オプション modprobe.blacklist=vmwgfx を追加します。
    • より解像度を大きくするには、VMX ファイルから svga.guestBackedPrimaryAware = "TRUE" オプションを削除します。
  • 共有フォルダのマウントを Linux 仮想マシンで利用できない

    Linux 仮想マシンでパワーオフの状態で 「共有フォルダ」 機能を有効にすると、再起動時に共有フォルダのマウントを使用できなくなります。

    注意:この問題は、VMware Workstation および VMware Fusion で実行されている VMware Tools で発生します。

    回避策:

    仮想マシンがパワーオンの場合、インターフェイスから 「共有フォルダ」 機能を一度無効にしてから有効にします。
    問題を永久的に解決するには、/etc/fstab を編集し、起動時に共有フォルダを自動的にマウントするためのエントリを追加します。
    たとえば、次の行を追加します。
    vmhgfs-fuse   /mnt/hgfs    fuse    defaults,allow_other    0    0

  • VMware Tools カーネル モジュールの署名検証エラーに関する警告メッセージが Solaris 11.4 で表示される

    Solaris 11.4 リリースでは、Solaris 検証済みブートのデフォルト ポリシーが "warning" に設定されています。署名なしのモジュールがロードされると、次のような警告メッセージが表示されます。

    "solaris-11.4 krtld: Warning: Signature verification of module /kernel/drv/amd64/vmmemctl failed"

    回避策:

    VMware は、VMware Tools のリリースで、Solaris 用の署名付きカーネル モジュールを提供していません。VMware Tools のカーネル モジュールがロードされるたびに、コンソールまたはシステムログ (/var/log/messages) に警告メッセージが表示されます。
    ただし、"warning" モードでは、モジュールはカーネルにロードされます。

  • Safebreach の Peleg Hadar によって提案された DLL ロード セキュリティの改善を実装しました。

    セキュリティの改善により、VMware Tools プロセスは VMware Tools のインストールフォルダとシステム フォルダからのみ DLL をロードするようになり、システムまたはユーザーの %PATH% 環境変数パスやプロセスの現在の作業ディレクトリから DLL を検索したりすることはありません。

    VMware Tools 以外の製品は影響を受けませんが、この修正プログラムを展開するには、Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008 を実行しているユーザーは VMware Tools をアップグレードする前に Microsoft KB2533623 をインストールする必要があります。KB 55798 を参照してください。

    回避策:

    なし

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