リソース コンテンツの取得

ESXi ホストで GuestStore リポジトリを構成すると、VMware Tools コマンド ライン ユーティリティを使用して GuestStore リポジトリのリソースに簡単にアクセスできます。

VMware Tools ツールボックス コマンド ライン ユーティリティを使用して、GuestStore リポジトリからリソース コンテンツを取得できます。

"C:\Program Files\VMware\VMwareTools\VMwareToolboxCmd.exe" gueststore getcontent <resource path> <output file>

ここで、<resource path> は、GuestStore リポジトリ データストアのルート URL の下のパスです。

たとえば、

"C:\Program Files\VMware\VMware Tools\VMwareToolboxCmd.exe" gueststore getcontent /vmware/apps/vmtools/windows64/metadata.json C:\Temp\metadata.json

"C:\Program Files\VMware\VMware Tools\VMwareToolboxCmd.exe" gueststore getcontent /vmware/configurations/vmtools/windows/tools.conf C:\Temp\tools.conf

注： このリリースでは、このコマンドは Windows でのみ使用できます。

ゲスト管理者は、次の tools.conf 設定を使用して、GuestStore リポジトリへのアクセスを制御できます。

[guestStore]

disabled = false（デフォルトでは、ESXi ホスト側で構成すると GuestStore リポジトリへのアクセスが有効になります）

adminOnly = false（デフォルトでは、GuestStore リポジトリにアクセスするために管理者権限は必要ありません）

disabled = true の場合、VMware Tools GuestStore ベースのアップグレードや GlobalConf 機能など、GuestStore リポジトリへのすべてのゲスト アクセスが無効になります。

GuestStore アクセスが有効 (disabled = false) の場合、adminOnly = true を設定すると、次のコマンドを実行して、管理者のみが GuestStore リポジトリからコンテンツを取得できるように制限されます。

"C:\Program Files\VMware\VMwareTools\VMwareToolboxCmd.exe" gueststore getcontent <resource path> <output file>