VMware Tools は、tools.conf という構成ファイルを使用して、ログ作成、アップグレード、ゲスト情報などのさまざまな操作を設定します。管理者は、この tools.conf ファイルを編集して VMware Tools を構成できます。

構成ファイルの場所

次の表に、さまざまなゲスト OS の構成ファイルの場所を示します。
ゲスト OS パス [1]
Windows XP、Windows Server 2000、および Windows Server 2003 C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware Tools\tools.conf [2]
Windows Vista、Windows 7、および Windows Server 2008 [3] C:\ProgramData\VMware\VMware Tools\tools.conf [4]
Linux、Solaris、および FreeBSD /etc/vmware-tools/tools.conf
open-vm-tools 10.1.x 以降を搭載した FreeBSD /usr/local/share/vmware-tools/tools.conf
Mac OS X /Library/Application Support/VMware Tools/tools.conf
  1. 構成ファイルが存在しない場合は作成します。
  2. アプリケーション データ フォルダは非表示です。
  3. このファイルは管理者の場合に編集できます。

    たとえば、[スタート > すべてのプログラム > アクセサリ > メモ帳] を右クリックして、[管理者として実行] を選択します。

  4. プログラム データ フォルダは非表示です
注: ファイルを編集するときに Tools サービスを再起動する必要はありません。Tools サービスは、このファイルの変更を 5 秒おき (デフォルトの場合) に確認して適用します。

構成ファイルの例

VMware Tools は、サンプル構成ファイルを tools.conf の場所と同じディレクトリにインストールします。このファイルでは、使用可能なオプションの値が記載されていますが、それらは説明とともに、先頭に「#」文字が付いてコメント アウトされています。オプションを変更する場合は、コメント解除してこのファイルを tools.conf にコピーするか、またはその部分を tools.conf ファイルにコピーします。