ほとんどの Linux ディストリビューションには open-vm-tools が含まれており、一部のディストリビューションはデフォルトで open-vm-tools をインストールします。
Linux ディストリビューションによって提供される
open-vm-tools は多くのユーザーのニーズを満たします。
注: Linux ディストリビューションによって、それぞれのバージョンの
open-vm-tools が更新される時間が異なります。
ユーザーは、Linux ディストリビューションが提供するパッケージ リポジトリから自分の
open-vm-tools を更新できます。インストール手順は、Linux ディストリビューションで使用されるパッケージ管理システムによって異なります。別のパッケージ リポジトリを構成して、OS ベンダーから新しいバージョンをインストールすることもできます。詳細な手順については、OS ベンダーのドキュメントを参照してください。
通常、次の 3 つの異なるパッケージ管理システムを使用する OS で、
open-vm-tools はサポートされます。
- Ubuntu、Debian、およびこのファミリの関連 OS は、Debian (* deb) パッケージをインストールするために apt を使用する
- Redhat、Fedora、および CentOS は、RPM (* rpm) パッケージをインストールするために dnf または yum を使用する
- SuSE Linux Enterprise (SLE) および OpenSuSE は、RPM (*.rpm) パッケージをインストールするために zypper を使用する
すべてのディストリビューションは、パッケージをシステムとデスクトップのコンポーネントに分割します。デスクトップのコンポーネントは、グラフィカル ユーザー インターフェイス(X11、Wayland など)を持つシステムで役立ちます。パッケージ名は 'open-vm-tools' および 'open-vm-tools-desktop' です。SLE と OpenSuSE は、依存関係として別のパッケージ 'libvmtools' を提供します。'open-vm-tools' または 'open-vm-tools-desktop' がインストールされている場合、パッケージ管理システムはこの依存関係を自動的にインストールします。
前提条件
ゲストに他のソフトウェアをインストールする場合と同様に、ゲストに対してパッケージ リポジトリを適切にセットアップします。