containerinfo プラグインは、Linux ゲスト内で実行されているコンテナのリストを収集します。

手順

  1. [データの取得]:Linux ゲストの場合、containerinfo プラグインによって収集されたデータは次のように取得されます。

    vmtoolsd --cmd "info-get guestinfo.vmtools.containerinfo

  2. [ポーリング間隔の変更]:Linux ゲストの場合、containerinfo プラグインはデフォルトで 6 時間ごとに情報をキャプチャします。
    ゲスト管理者は、このポーリング間隔をいつでも次のように構成できます。

    vmware-toolbox-cmd config set containerinfo poll-interval <new value in seconds>

    containerinfo のポーリング間隔をデフォルト値に戻すには、次のコマンドを実行します。

    vmware-toolbox-cmd config remove containerinfo poll-interval

  3. [コンテナ情報のクエリ]:Linux ゲストの場合、名前空間ごとにクエリされるコンテナの数は次のように特定の値に制限できます。

    vmware-toolbox-cmd config set containerinfo max-containers <value>

    コンテナの最大数のデフォルト値は 100 です。containerinfo プラグインは、100 個のコンテナから情報を収集した後、情報の収集を停止します。

  4. [Docker デーモン (docker-unix-socket) との通信]:Docker デーモンとの通信には Docker Unix ソケットが使用されます。デフォルトは /var/run/docker.sock です。
    注:
    • このキーは、Docker ユーザーに固有です。
    • デフォルト値は、vmware-toolbox-cmd を使用して上書きできます。

      vmware-toolbox-cmd config set docker-unix-socket <path of the socket>

  5. [containerd の gRPC サーバ (containerd-unix-socket) との通信]:containerd の gRPC サーバとの通信には containerd の Unix ソケットが使用されます。デフォルトは /run/containerd/containerd.sock です。
    • デフォルト値は、vmware-toolbox-cmd を使用して上書きできます。

      vmware-toolbox-cmd config set containerd-unix-socket <path of the socket>

  6. [containerinfo プラグインの無効化]

    containerinfo 収集ループを無効にするには、poll-interval=0 のように設定します。

    vmware-toolbox-cmd config set containerinfo poll-interval 0