VMware Tools のインストールには、VMware AppDefense、セキュリティ管理、および監視ソリューションが含まれています。このデータセンターのセキュリティ ソリューションはアプリケーション制御、検出、および応答に基づいています。

AppDefense は glxgi.sys と giappdef.sys の 2 つの部分で構成されます。 glxgi.sys ドライバによりゲスト整合性が確保され、 giappdef.sys ドライバによりプロセスとネットワークの証明が確実に行われます。これにより、再起動せずに AppDefense ドライバをアップグレードできるため、システムの保護をそのまま維持できます。新しいゲスト整合性ドライバは、次回の再起動時に有効になります。

AppDefense エージェントは、VMware Tools インストーラを使用してゲスト仮想マシンにインストールできます。VMware Tools がインストールされた仮想マシンは、ソリューションがインストールされている ESXi ホストで起動すると監視および管理されます。ただし、VMware Tools は AppDefense コ ンポーネントを自動的にインストールすることはできません。AppDefense コンポーネントを手動でインストールする必要があります。

注： AppDefense は、VMware Tools 12.0.0 以降のバージョンではサポートされていません。

前提条件

  • VMware AppDefense インストーラを使用して 1.2.1.0 より古いバージョンの VMware AppDefense をインストールした場合は、古いバージョンをアンインストールします。
  • ゲスト仮想マシンが ESXi 6.5 以降でホストされていることを確認します。
  • VMware AppDefense は、VMware Tools の新規インストールまたはカスタム インストールで使用できます。この機能は、デフォルトでは無効です。
  • ゲスト仮想マシンにサポートされているバージョンの Windows がインストールされていることを確認します。AppDefense コンポーネントは、ESXi サーバ上で実行する Windows 64 ビット ゲスト OS をサポートします。
    • Windows 2008 R2
    • Windows 2012
    • Windows 2012 R2
    • Windows 2016
    • Windows 2019

手順

  1. 「Windows 仮想マシンへの VMware Tools の手動インストール」の手順に従って、VMware Tools をインストールします。
  2. 手順 4 で、[カスタム] セットアップを選択し、次にリストから [Appdefense] を選択します。
  3. 残りの手順を実行します。

結果

VMware AppDefense コンポーネントがゲスト OS にインストールされます。