ゲスト管理者は、VMware Tools の構成ファイル (tools.conf) で提供される構成オプションを使用して、コンポーネントの自動アップグレード、インストール、または削除を制御できます。

手順

  1. [自動アップグレード:] ゲスト管理者は、allow-upgrade オプションを使用して自動アップグレードを制御できます。
    allow-upgrade オプションで、自動アップグレード (または再インストール) を許可するかどうかを制御します。このオプションでは、次の値を設定できます。
    • allow-upgrade=true: VMware Tools の自動アップグレードを有効にします。

      これがデフォルトの値です。

    • allow-upgrade=false: VMware Tools の自動アップグレードを無効にします。
    注: allow-upgrade オプションは、すべての自動アップグレード ツールに影響します。
  2. [機能を追加または削除:] ゲスト管理者は、次のオプションを使用して、VMware Tools からの機能の追加または削除を制御できます。
    • allow-add-feature: このオプションは、VMware Tools からの機能の追加を許可するかどうかを制御します。このオプションでは、次の値を設定できます。
      • allow-add-feature=true: VMware Tools からの機能の追加を有効にします。

        これがデフォルトの値です。

      • allow-add-feature=false: VMware Tools からの機能の追加を無効にします。
    • allow-remove-feature: このオプションは、VMware Tools からの機能の削除を許可するかどうかを制御します。このオプションでは、次の値を設定できます。
      • allow-remove-feature=true: VMware Tools からの機能の削除を有効にします。

        これがデフォルトの値です。

      • allow-remove-feature=false: VMware Tools からの機能の削除を無効にします。
    注:
    1. allow-add-feature および allow-remove-feature オプションは、Windows ツールのみに影響します。
    2. ゲスト管理者が自動アップグレードのオプション (allow-upgrade=false) を無効にすると、機能変更のオプション(allow-add-feature および allow-remove-feature)も無効になります。