VMware Identity Manager を使用して登録した ThinApp パッケージを VMware Identity Manager ユーザーが実行できるようにするには、ユーザーの Windows システムに VMware Identity Manager Desktop アプリケーションがインストールされ実行されている必要があります。

VMware Identity Manager Desktop アプリケーションは、そのインストーラ実行可能ファイルをダブルクリックしてセットアップ ウィザードを使用する、コマンド ライン オプションを使用して実行可能ファイルを実行する、またはコマンド ライン オプションを使用するスクリプトを実行するのいずれかの方法よりインストールできます。アプリケーションをインストールするには、ローカルの管理者権限が必要です。

Windows エンドポイントの VMware Identity Manager Desktop アプリケーションの構成により、VMware Identity Manager を使用して配布される ThinApp パッケージの展開に、ThinApp ダウンロード モードのいずれか(COPY_TO_LOCAL または HTTP_DOWNLOAD)、ThinApp ストリーミング モード、または RUN_FROM_SHARE を使用するかどうかが決まります。デスクトップ コンピュータやラップトップ コンピュータなどの Windows エンドポイントに VMware Identity Manager Desktop をサイレント インストールするスクリプトを作成する場合は、ThinApp パッケージ展開モードを設定するオプションを指定します。ネットワーク レイテンシなどを考慮しながら、選択したエンドポイントのネットワーク環境に最適な展開モードを選択します。

重要: HTTP_DOWNLOAD モードでは、ユーザーの Windows マシンから IDP URL にアクセスできる必要があります。RUN_FROM_SHARE および COPY_TO_LOCAL モードでは、ユーザーの Windows マシンから ThinApp 共有にアクセスできる必要があります。
注: VMware Identity Manager Desktop アプリケーションのインストール中にブラウザ ウィンドウが開いている場合、ユーザー ポータルからの ThinApp パッケージの起動で問題が発生する可能性があります。アプリケーションをインストールする前またはアプリケーションのインストール後直ちにすべてのブラウザ ウィンドウを閉じてから、ブラウザを再起動します。 ユーザー ポータルからの ThinApp パッケージの起動が失敗するを参照してください。