Citrix デプロイを VMware Identity Manager に統合することにより、Workspace ONE ユーザーは Citrix 公開リソースにアクセスできます。Citrix 公開リソースには、Citrix XenApp と XenDesktop サーバ ファームの アプリケーションとデスクトップが含まれます。デスクトップは Citrix 公開配信グループとも呼ばれます。

Citrix 公開アプリケーションおよびデスクトップは Citrix 管理インターフェイスで管理します。また、ユーザー資格とグループ資格を VMware Identity Manager サービスではなく Citrix インターフェイスで設定します。これらのユーザーとグループは、Citrix サーバ ファームと統合する前に、Active Directory から VMware Identity Manager サービスに同期する必要があります。

Citrix サーバ ファームを VMware Identity Manager に統合するには、VMware Identity Manager コンソールで 1 つまたは複数の仮想アプリケーションのコレクションを作成します。コレクションには、サーバ ファームの構成情報と同期設定が含まれています。

各コレクションの同期スケジュールをセットアップすることで、Citrix サーバ ファームと VMware Identity Manager サービス間で、リソースと資格を定期的に同期できます。

Citrix サーバ ファームを統合した後は、同期されたリソースと資格を VMware Identity Manager コンソールで表示できます。解像度や圧縮を制御する設定など、ICA セッションの設定を編集することもできます。VMware Identity Managerカタログにあるすべての Citrix リソース、または個々の Citrix リソースに対して、設定をグローバルに構成できます。

エンド ユーザーは Workspace ONE ポータルまたはアプリケーションから Citrix 公開アプリケーションおよびデスクトップを起動できます。エンド ユーザーはシステムおよびデバイスに Citrix Receiver をインストールして、資格が付与されたリソースにアクセスします。

注: VMware Identity Manager は、Citrix NetScaler を含む Citrix 環境をサポートします。

サポートされているバージョン

  • VMware Identity Manager は、Citrix XenApp 6.0 および 6.5、XenApp および XenDesktop 7.x、Citrix Virtual Apps および Desktops 7 1808 および 1912 をサポートします。
    注: VMware Identity Manager 3.3 以降では、XenApp 5.x はサポートされていません。
  • VMware Identity Manager は、Citrix StoreFront API 2.6 以降をサポートします。
  • Citrix サーバ ファームと通信する VMware Identity Manager コンポーネントである Integration Broker がサポートするオペレーティング システムは、Windows Server 2012 R2 および Windows Server 2016 です。
    注: Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 はサポートされなくなりました。
  • Integration Broker バージョンの要件:
    VMware Identity Manager または Connector のバージョン サポートされる Integration Broker のバージョン
    VMware Identity Manager 19.03 19.03
    VMware Identity Manager Connector 19.03.0.0 19.03
    VMware Identity Manager 3.3 3.3
    VMware Identity Manager Connector 2018.8.1.0(VMware Identity Manager 3.3 でリリースされるコネクタ) 3.3
    VMware Identity Manager 3.2 3.2
    VMware Identity Manager Connector 2018.1.1.0(VMware Identity Manager 3.2 でリリースされるコネクタ) 3.2
    VMware Identity Manager 3.1 3.1
    VMware Identity Manager Connector 2017.12.1.0(VMware Identity Manager 3.1 でリリースされるコネクタ) 3.1
    VMware Identity Manager 3.0 3.0
    VMware Identity Manager Connector 2017.8.1.0(VMware Identity Manager 3.0 でリリースされるコネクタ) 3.0
    VMware Identity Manager 2.9.1 以前 2.9.1 以降
    VMware Identity Manager Connector 2.9.1 以前 2.9.1 以降
    注: Citrix StoreFront API を使用するには、Integration Broker 2.9.1 以降が必要です。XenApp または XenDesktop 7.x の場合は、Integration Broker 2.6 以降が必要です。NetScaler 機能を使用するには、Integration Broker 2.4 以降が必要です。
注: VMware Identity Manager とそのコンポーネントの最新バージョンを使用することをお勧めします。

サポートされる認証方法

VMware Identity Manager は、XenApp サーバまたは NetScaler サーバ上で「ユーザー名とパスワード」による認証方法のみをサポートします。以下に示すその他の認証方法はサポートされていません。
  • スマート カード
  • HTML 5
  • 2 要素認証
  • SAML 認証 (Citrix FAS)

サポートされている機能

VMware Identity Manager では、XenApp および XenDesktop 機能がサポートされます。

  • Citrix StoreFront API 2.6 以降でのアプリケーションとデスクトップの起動
  • アプリケーション グループの機能

    VMware Identity Manager は、XenApp および XenDesktop 7.9 で導入されたアプリケーション グループ機能をサポートします。アプリケーション グループは、アプリケーションとデスクトップを論理的にグループ化したもので、資格はアプリケーション グループ レベルで提供できます。

  • NetScaler を使用した外部起動
  • XenApp および XenDesktop サーバでのアプリケーションの無効化

    管理者が XenApp または XenDesktop サーバ上のアプリケーションを無効にすると、アプリケーションは VMware Identity Manager で非表示になります。

  • アプリケーションの可視性の制限

    この機能は、アプリケーションの可視性を設定します。VMware Identity Manager は、アプリケーション レベルで設定されている資格を受け入れます。

  • 配信グループ全体へのアプリケーションの表示

    XenApp および XenDesktop では、アプリケーションの可視性を [[このアプリケーションを配信グループ全体に表示する]] に設定できます。アプリケーションは、配信グループから資格を継承します。

  • デスクトップ レベルの資格

    VMware Identity Manager は、デスクトップ レベルで設定されたデスクトップの資格を受け入れます。

  • 静的デスクトップの同期と起動

    XenApp および XenDesktop で設定された静的デスクトップは、VMware Identity Manager から同期および起動できます。