VMware Identity Manager の最初のインスタンスをインストールした後に VMware Identity Manager サービスを使用してクラスタを作成するには、そのインスタンスをコピーし、元のインスタンスと同じ構成のイメージを作成します。
複数の VMware Identity Manager サービスを使用する場合は、3 つ以上のノードが必要です。
注:
VMware Identity Manager コンポーネントには、検索と分析のエンジンである Elasticsearch が含まれています。Elasticsearch には、クラスタに関して 2 つのノードという既知の制限があります。
前提条件
最初の VMware Identity Manager インスタンスが展開されテスト済みであること。
クラスタ構成ファイルが最初のインスタンス構成から作成されていること。
- VMware Identity Manager コンソールで、[アプライアンス設定] > [VA 構成] ページで、[構成の管理] をクリックします。
- [クラスタ ファイルの場所] をクリックします。
- クラスタ ファイルの暗号化と復号化に使用するパスワードを入力します。
- [クラスタ バンドルの準備] をクリックします。VMware Identity Manager のインスタンスの ZIP ファイルが作成されます。
- アクセスできる場所に ZIP ファイルをダウンロードします。
手順
- クラスタ内に構成されている各マシンで Windows 版 VMware Identity Manager インストーラを実行します。
管理者権限のあるアカウントからインストーラを実行します。
- [ようこそ] ダイアログ ボックスで、[次へ] をクリックします。
インストーラは、サーバ上の前提条件を確認します。.NET や TLS などの必要なソフトウェアがインストールされていない場合は、それらのソフトウェアをインストールしてサーバを再起動するよう求められます。再起動後、
VMware Identity Manager インストーラを再実行します。
- エンド ユーザー使用許諾契約書 (EULA) に同意し、[次へ] をクリックします。
- デフォルトでは、[カスタマー エクスペリエンス向上プログラム] ラジオ ボタンはオンになっています。データを収集されたくない場合は、ラジオ ボタンをオフにします。
VMware はお客様のご要望への対応を向上させるために、お客様の展開環境に関する匿名データを収集します。
- VMware Identity Manager の前提条件が一覧表示されます。インストーラは、必要なモジュールをチェックします。必要なモジュールをインストールするように求められます。
- VMware Identity Manager サービスをインストールするディレクトリを選択します。
- [構成] ダイアログ ボックスで、[既存のクラスタに参加しますか?] チェック ボックスをオンにして、最初のインスタンスのクラスタ構成 (ENC) ファイルを参照します。
デフォルトでは、ファイルは
< INSTALL_DIR>\VMwareIdentityManager\usr\local\horizon\< filename>.enc にあります。
- クラスタ構成 ENC ファイル用に作成したクラスタ パスワードを入力し、[次へ] をクリックします。
- [インストール] をクリックして、インストールを開始します。
- インストールを終了するには、[終了] をクリックします。
すべての
VMware Identity Manager 構成ファイルがサーバにコピーされます。
次のタスク
クローン作成されたマシンをロード バランサに追加します。